漢方薬ナビゲーション

漢方薬がもっとみんなの身近なものになるように

 

当サイトは漢方薬生薬認定薬剤師による漢方薬と生薬の解説サイトです。漢方薬はちょっとむずかしいって思っていませんか?漢方薬がみなさんの健康に役立つものとなることを願って、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

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漢方用語集

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

その他のこと

漢方薬の考え方

「薬」と効くと「病気になったら飲むもの」「病気を治すもの」と西洋薬を想像する方が多いかもしれません。
漢方薬と西洋薬の大きな違いは、漢方薬では病名ではなく、“証”という漢方的な見方によって、体全体の状態や変化に対する体の反応を指針とするところです。

食後は眠くなって当たり前
生理は痛みがあるのが当たり前
天気の悪い日にだるくなるのは当たり前
指先は冷えていて当たり前

長年の症状なので、もうそれが当たり前だと思い込んでしまっていませんか?
漢方では、それは当たり前とは考えません。
当たり前と思っている症状も漢方薬で改善できる可能性があります。

漢方薬の有効活用

例えば痛みがある方。どの部位がどう痛いか、という症状そのものももちろん大事ですが、
「どのような時に症状が悪化しやすいか」というのが、適した漢方薬を選ぶ重要なポイントです。
体が冷えたとき、ストレスを感じたとき、疲れたとき、等
思い出していただくと症状の特徴がハッキリしてきて、根本的な治療をはじめるきっかけになります。
漢方の相談の際には、その辺りのことまで伝えることが、良い漢方薬を選んでもらうためのコツです。

 

現在の日本の漢方薬は、大きく2つの種類のものがあります。

一つは、生薬を煎じて服用する漢方薬。昔ながらの本格的な漢方薬です。
漢方薬の有効成分をしっかり摂ることができます。
体を温める効果、また煎じた漢方薬の香りを嗅ぐことによる効果も期待できます。

もう一つは、漢方薬の成分をエキス化したもの。
携帯に便利で必要なときにサッと服用できる現代的な漢方薬です。
味や匂いが苦手な人でも比較的飲みやすいです。

生活スタイルに合ったものを利用してみてください。

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