冷え症・貧血(鉄欠乏性貧血)・骨粗しょう症・二日酔い・老化予防
冷え症
生活
- バランスのよい食事をこころがける。朝食を抜かない。
- 夜更かしを避けて、十分な睡眠をとる。快適に眠れる寝具を選ぶ。
- 熱を生むためには筋肉量も必要。できる範囲で運動や筋トレをこころがける。早足で歩く、つま先立ち、階段を使う、スクワット、腹筋・・・。
- 特に下半身、足首、首回りを冷やさないこと
- 体を締め付ける服装は血行不良をおこすので避ける。靴下を重ねたり腹巻きをする場合も血流を妨げないように気をつけて。
- 長時間のスマホに注意する(自律神経が乱れ血行が悪化し冷えることがある)
- お風呂は少しぬるめ(39~40℃)のお湯で、汗が出る程度までゆっくり浸かる。入浴剤も有効。柑橘系やハーブのお好みの香りでリラックスするのも良い。入浴後は脱衣所で体を冷やさないように注意して。
- 過度なストレスが原因で冷えていることもあります。
体を温める漢方薬を服用する場合は、(可能な限り)お湯で溶いて温かい状態で服用してください。
食事
- 温性食品をとる
- タンパク質もしっかりとる
- 香味野菜をとる
- 冷えたもの・生野菜は避ける
- 水分の過剰な摂取を避ける
- 無理なダイエットは禁物
- 体を冷やしやすい食材(トマト、キュウリ、ナス、タケノコ、海藻類、カニ、スイカ、イチゴ、牛乳など)は摂り過ぎないように
- 塩は精製された塩(ほぼNaCl)よりもミネラルが含まれる自然の天然塩にする
貧血(鉄欠乏性貧血)
食事
- 鉄分を多く含む動物性食品をとる
- 鉄分の吸収を助けるビタミンCが豊富な野菜を一緒にとる
- 造血(赤血球をつくる)にかかわる銅、葉酸、ビタミンB12を多く含む食材をとる
- 過度のダイエット・偏った食事・過度の飲酒は慎む
ヘム鉄は肉や魚の内臓や赤身などに多く含まれます。
非ヘム鉄は卵や乳製品、大豆、野菜、海藻などに含まれますが、ヘム鉄の方が吸収率に優れています。
非ヘム鉄は卵や乳製品、大豆、野菜、海藻などに含まれますが、ヘム鉄の方が吸収率に優れています。
骨粗しょう症
二日酔い(予防)
食事
- アルコールを分解しやすくするため良質のタンパク質(豆腐・枝豆・納豆・鶏肉・チーズなど)をとる
- 肝機能を高めるタウリンが多く含まれる食品をとる
- 肝臓のはたらきを助けるウコンやアミノ酸(オルニチン)などのサプリメントを摂取する(用量は守って)
- アルコールを分解する酵素に必要なビタミンであるナイアシンを多く含む食品や、糖質の代謝に必要なビタミンB1を含む食品をとる(豚肉・きのこ・豆など)
- 胃の粘膜を保護するネバネバ食材をとる(おくら・なめこ・納豆など)
- そもそもお酒を飲み過ぎない
肝機能を健康に保つためには、適度な運動や、ストレスを溜めないことなども大事です。
サプリメントに頼るよりも適度な飲酒量にすることの方が重要です。
サプリメントに頼るよりも適度な飲酒量にすることの方が重要です。
老化防止
生活
- 体を冷やすもの(ジュース、ビール、牛乳など)をとり過ぎない
- 腹八分目をこころがける
- 毎日歩く習慣をつける
- リラックスした状態で心も安定していたほうが良い
- 常に前向きであり、物事への関心を持ち続けた方が良い
睡眠の質が悪くならないよう、夕食は寝る2時間前までには済ましておきましょう
食事
- アンチエイジングには強い抗酸化作用のある成分、ポリフェノール類(アントシアニン、カテキン、クロロゲン酸、タンニン、レスベラトロールなど)やビタミンE、アスタキサンチンが含まれる食品をとる
- 新鮮な旬のものを食べる
- 発酵食品をとる
- ビタミンDやビタミンB2、カルシウム・亜鉛・銅などのミネラル、タンパク質も、皮膚や骨、筋肉を強化するために大切
- EPA、DHAが多く含まれる魚(イワシ・サバなど)を食べる
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