漢方薬の解説【黄耆建中湯】~小建中湯よりも気虚がすすんだ状態に用いる漢方薬~ 黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)の解説 黄耆建中湯おうぎけんちゅうとうは、 小建中湯しょうけんちゅうとうに、黄耆を加えたものです。 「〇〇建中湯」のグループは、どれも胃腸虚弱がもとにある諸症状に用いられています。 黄耆... 2022.12.22漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬消化器系の漢方薬気虚に使われる漢方薬体質改善の漢方薬
漢方薬の解説【清肺湯】~痰が切れずに激しく咳き込んでしまうときの漢方薬~ 清肺湯(せいはいとう)の解説 清肺湯せいはいとうは、慢性の咳嗽に用いる漢方薬になります。 多量で粘りのある、なかなか切れない痰があり、 痰が切れるまで激しく咳き込んでしまうときに使われます。 激しく咳き込む状態が何度も繰... 2022.12.17漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
漢方薬の解説【五虎湯(ごことう)】~咳や喘息で用いられる漢方薬~ 五虎湯(ごことう)の解説 五虎湯ごことうは、 やはり咳に用いられる漢方薬の麻杏甘石湯まきょうかんせきとうに、桑白皮そうはくひを加えたもので、 よりはげしい咳や、痰が多い場合に用いられます。 構成生薬 麻黄(マオ... 2022.12.13漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
違い・使い分け鼻づまりに「葛根湯加川芎辛夷」か「辛夷清肺湯」か 葛根湯加川芎辛夷と辛夷清肺湯との違い、使い分け 鼻づまりに使う生薬といえば、まず「辛夷しんい」です。 モクレンの花蕾(つぼみ)で、 カゼや副鼻腔炎の鼻水・鼻閉・頭痛に対して配合されますが、 とくに、鼻の通りを良くする効果... 2022.12.11鼻の症状に使われる漢方薬違い・使い分け
漢方薬の解説【辛夷清肺湯】~鼻づまりや蓄膿症に用いられる漢方薬~ 辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の解説 辛夷清肺湯しんいせいはいとうは、 鼻の通りを良くする作用のある辛夷と、 肺の熱を清する(鼻の奥の炎症をしずめる)生薬が配合された漢方薬です。 炎症性の鼻閉(鼻づまり)や、濃くて黄色... 2022.12.11漢方薬の解説鼻の症状に使われる漢方薬
漢方薬の解説【清上防風湯】~ニキビ・吹き出物など顔や頭部の皮膚症状に使われる漢方薬~ 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)の解説 思春期や青年期にみられるニキビに使う漢方薬として代表的なものが、 清上防風湯せいじょうぼうふうとうです。 防風が主薬の生薬になっていて、体の上部の熱を清する(炎症を除く)はたらきをし... 2022.12.08漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬
漢方薬の解説【桂枝加厚朴杏仁湯】~胃腸虚弱の人の、咳、ぜんそくに用いられる漢方薬~ 桂枝加厚朴杏仁湯(けいしかこうぼくきょうにんとう) 桂枝湯に厚朴・杏仁を加えたものです。 体力虚弱もしくは胃腸虚弱の人の、咳、ぜんそくに用いられる漢方薬です。 いつもカゼ(感冒)のあとに咳が残りやすい体質の人に適しています。 ... 2022.12.06漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬咳に使われる漢方薬
漢方薬の解説【茯苓飲加半夏(ぶくりょういんかはんげ)】 茯苓飲加半夏 茯苓飲ぶくりょういんに半夏を加えたものです。 出典 『類聚方広義』 (茯苓飲の原典は『金匱要略』) 生薬の構成 当然ながら茯苓飲の構成生薬+半夏という... 2022.12.02漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬
吐き気に使う漢方薬【柴苓湯(さいれいとう)】~小柴胡湯と五苓散を合方したもの~ 柴苓湯(さいれいとう)の解説 構成生薬 柴胡(サイコ) 黄芩(オウゴン) 半夏(ハンゲ) 生姜(ショウガ) 大棗(タイソウ) 人参(ニンジン) 甘草(カンゾウ) 沢瀉(タクシャ) ... 2022.10.27吐き気に使う漢方薬下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説【柴朴湯(さいぼくとう)】~小柴胡湯と半夏厚朴湯を合方したもの~ 柴朴湯(さいぼくとう)の解説 構成生薬 柴胡(サイコ) 黄芩(オウゴン) 半夏(ハンゲ) 生姜(ショウキョウ) 大棗(タイソウ) 人参(ニンジン) 甘草(カンゾウ) 厚朴(コウボク)... 2022.10.26漢方薬の解説ストレスに使う漢方薬咳に使われる漢方薬
漢方薬の解説【芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)】 芎帰調血飲第一加減 効能効果 体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:血の道症、月経不順、産後の体力低下 構成生薬 当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・地黄(ジオウ)・白朮(ビャクジュツ... 2022.10.14漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬瘀血で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
婦人科の漢方薬【芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)】 芎帰調血飲 効能効果 体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:月経不順、産後の神経症・体力低下 構成生薬 当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・地黄(ジオウ)・白朮(ビャクジュツ)・茯苓(ブクリョ... 2022.10.14婦人科の漢方薬ストレスに使う漢方薬漢方薬の解説
下痢に使う漢方薬【胃苓湯】~消化不良の水様性下痢に用いられる漢方薬~ 胃苓湯(いれいとう)の解説 胃苓湯いれいとうは、平胃散へいいさんと五苓散ごれいさんを合わせたものです。 食べ過ぎと飲みすぎによって、胃腸の調子をこわして、水っぽい下痢をしているようなときは、 平胃散だけでは不十分で、五苓散がよ... 2022.10.08下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬
漢方薬の解説【猪苓湯合四物湯】~猪苓湯と四物湯を合方したもの~ 猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう) 構成生薬 猪苓(チョレイ) 茯苓(ブクリョウ) 滑石(カッセキ) 沢瀉(タクシャ) 阿膠(アキョウ) 地黄(ジオウ) 当帰(トウキ) 芍... 2022.10.07漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説【連珠飲】~四物湯と苓桂朮甘湯を合方したもの~ 連珠飲(れんじゅいん) 構成生薬 当帰(トウキ) 白朮(ビャクジュツ) 芍薬(シャクヤク) 川芎(センキュウ) 地黄(ジオウ) 茯苓(ブクリョウ) 桂皮(ケイヒ) 甘草(カンゾウ) ... 2022.10.07漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬めまいに使われる漢方薬