麻黄

漢方薬の解説

【越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)】の解説

~むくみや熱感のある、関節痛やアレルギー疾患に用いる漢方薬~ 越婢加朮湯えっぴかじゅつとうは、 浮腫(むくみ)をひかせる作用と 炎症や熱感をおさえる作用をもつ漢方薬で、 腫はれのある関節痛や、むくみが出ているアレルギー疾患な...
漢方薬の解説

【五虎湯(ごことう)】の解説

~咳や喘息で用いられる漢方薬~ 五虎湯ごことうは、 やはり咳に用いられる漢方薬の麻杏甘石湯まきょうかんせきとうに、桑白皮そうはくひを加えたもので、 よりはげしい咳や、痰が多い場合に用いられます。 構成生薬 麻黄...
中薬学(生薬の効能)

【辛温解表薬】~麻黄・桂枝・蘇葉・荊芥・防風・辛夷・蒼耳子・生姜・香薷・羌活・藁本・白芷~

1-(1) 辛温解表薬(しんおんげひょうやく) 辛温解表薬は、解表薬げひょうやくのうち、主に外感風寒表証がいかんふうかんひょうしょうに用いる生薬です。 (解表とは、体の表にある邪気を発汗によって追い出し、表証ひょうしょうを改善するこ...
漢方薬の解説

ストレスで悪化する咳や喘息に【神秘湯】~気を巡らせながら咳を止める漢方薬~

精神的要素に関連する咳、不安症状が強い方の慢性の咳に使われる「神秘湯」。生薬の構成の特徴と、その効果、使用上の注意点を解説します。特に麻黄の配合量が多い点は注意が必要です。
違い・使い分け

「ヨクイニン」と「薏苡仁湯(よくいにんとう)」の間違いに注意!

ヨクイニンと薏苡仁湯 「ヨクイニン」と「薏苡仁湯(よくいにんとう)」 名前は似ていてもまったく違うものです。 「ヨクイニン」は、肌あれやイボに使われます。 「薏苡仁湯」は、関節痛や筋肉痛に使われます。 成分や効能の...
漢方薬の解説

関節や筋肉のやや慢性化した痛みに【薏苡仁湯】の解説

薏苡仁湯(よくいにんとう)は、漢方的に言うと湿痺(風湿による痛みやしびれ)に対する処方。薏苡仁湯が効果的な関節や筋肉の痛みの状態、また副作用や注意点についての解説です。
漢方薬の解説

【五積散の解説】~冷えのある腰痛などに使われる漢方薬~

「五積」(=気・血・痰・食・寒などの様々な積滞)に対する方剤。特に水太り体型の高齢婦人の腰痛にはよく用いられます。配合される生薬の数がとても多くて、特徴が分かりにくい漢方薬ですが、基本的には、冷えがある人、冷えると症状が悪化する人に適しています。
漢方薬の解説

筋肉痛や関節痛などに【麻杏薏甘湯】の解説

麻杏薏甘湯は、関節痛や筋肉痛、しびれの漢方薬として知られますが、特に「湿邪」が原因で起こる痛みに用いられます。生薬の構成と効果のポイント、副作用や注意点について解説します。
漢方薬の解説

【桂芍知母湯】の解説 ~患部に発赤や熱感がある関節痛の漢方薬~

関節痛や関節リウマチに用いられている漢方薬。清熱作用のある知母(ちも)が配合されていおり、患部に熱をもっているときにも適します。しかし、麻黄・附子・甘草など少し注意が必要な生薬も含まれています。桂芍知母湯の生薬構成のポイントや副作用などの注意点について解説します。
漢方薬の解説

【麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)】の解説

配合されている麻黄・附子・細辛の3種類の生薬名がそのまま名前になっている漢方薬。高齢者の感冒の他、さまざまな症状に用いられますが、基本的には、体力が弱くて冷えの強い人、または冷えを伴う症状、に用いられます。麻黄附子細辛湯に配合されている生薬について、また使用時のポイントや注意点について解説します。
痛みに使う漢方薬

肩こりや緊張型頭痛に「葛根湯」は効くけれど、注意も必要です

葛根湯は、代表的なカゼの漢方薬ですが、 肩こりや頭痛に使える漢方薬としてもよく知られています。 しかし葛根湯は体質改善の漢方薬ではありません。葛根湯の肩こりや頭痛に対する効果、使用時の注意点を解説、また独活葛根湯についても。
生薬の話

小青竜湯や大青竜湯の「青竜」とは、あの生薬のこと

小青竜湯と大青竜湯の名前に含まれている「青竜」とは。竜のもつ能力と、その名を持つ漢方薬の作用との関係性について。「青竜」とは実はある生薬を指しています。
副作用

【麻黄(まおう)】のエフェドリンによる作用と副作用

漢方薬に含まれている成分には、使い方によっては副作用に注意が必要なものも含まれており、その代表的なものとして麻黄のエフェドリンによる作用と副作用について大事なところを解説したいと思います。胃腸が弱い方、血圧が高い方、高齢の方、不眠のある方、またはアスリートの方は特に注意して頂きたいものです。
漢方薬の解説

【麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)の解説】

麻杏甘石湯は、ひどい咳に対して使われる漢方薬です。構成生薬は麻黄湯に似ていますが、桂枝の代わりに石膏が配合される点で使用するポイントが大きく異なります。麻杏甘石湯の作用の特徴や咳止めとして使うときの注意点について解説します。
漢方薬の解説

【小青竜湯(しょうせいりゅうとう)】の解説

~水っぽいサラサラの鼻水や痰が出るときの漢方薬~ 小青竜湯の効能効果、使用のポイント、副作用と注意点などについて、まとめて解説いたします。 効能・適応症状 まず、医療用の小青竜湯の効能・効果は、次のようになって...
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