漢方薬の解説 【芍薬甘草附子湯】~冷えを伴う筋肉の痛みやけいれんに用いる漢方薬~ 芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)の解説ページです。芍薬甘草湯に附子を加えたもので、各種の痛みやけいれんがあって、とくに冷え症または冷えを伴っている場合に用いられる漢方薬です。効能効果、使用上の注意点などについて解説します。 2024.01.10 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
かぜ(感冒)に使う漢方薬 【苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)】の解説 胃腸虚弱で冷え症の人の、咳や鼻水に用いられる漢方薬苓甘姜味辛夏仁湯りょうかんきょうみしんげにんとう少し覚えづらい名前かもしれませんが、配合されている7種類の生薬の名前から一文字ずつとって並べた名前になっています。「小青竜湯しょうせいりゅうと... 2023.09.20 かぜ(感冒)に使う漢方薬鼻の症状に使われる漢方薬咳に使われる漢方薬漢方薬の解説
めまいに使われる漢方薬 【女神散】~女性ののぼせ、イライラ、精神不安に用いられる漢方薬~ 女神散(にょしんさん)の解説女神散にょしんさんは、日本で生まれた漢方薬です。歴史的には室町時代の金瘡(刀傷)の薬に由来します。戦による出血に使われていた薬です。(当時は女神散というような名前はなかった)時代とともに、中身の生薬が少しずつ変わ... 2023.08.26 めまいに使われる漢方薬漢方薬の解説婦人科の漢方薬
漢方薬の解説 【消風散】~ジュクジュクした皮膚疾患などに用いられる漢方薬~ 消風散(しょうふうさん)の解説消風散しょうふうさんは、皮膚疾患によく用いられていて、とくに慢性の湿疹、分泌物が多い湿疹といえばまず消風散、というくらい代表的な漢方薬です。消風散が使われる皮膚の状態は、次のような特徴があるものです。 かゆみが... 2023.07.13 漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬
血虚で使われる漢方薬 【大防風湯】の解説~慢性の膝関節痛に用いられる漢方薬~ 大防風湯(だいぼうふうとう)の解説大防風湯だいぼうふうとうは、おもに慢性の関節痛(とくに膝)に用いられています。気血を補う生薬がベースに配合されており、体力の衰えた高齢者、やせている方、虚弱な方に適した漢方薬です。倦怠感、冷え、栄養不良をと... 2023.06.30 血虚で使われる漢方薬腎虚で使われる漢方薬体質改善の漢方薬漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説 【桂枝加竜骨牡蛎湯】~体力の低下にともなう不安、不眠など精神症状の改善に~ 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の解説桂枝加竜骨牡蛎湯けいしかりゅうこつぼれいとうは、桂枝湯けいしとうに、竜骨りゅうこつと牡蛎ぼれいを加えたものです。竜骨と牡蛎によって、長期の疲労にともなう脳の興奮性が高まった状態を治す漢方... 2023.06.26 漢方薬の解説不眠に使う漢方薬ストレスに使う漢方薬体質改善の漢方薬泌尿器系の漢方薬
痛みに使う漢方薬 【桂枝人参湯】~胃腸が弱い人の下痢・腹痛、頭痛に用いられる漢方薬~ 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)の解説桂枝人参湯けいしにんじんとうは、人参湯に、桂枝(桂皮)を加えたものです。(桂枝湯に人参を加えたものではありません。)身体の内部(消化器)と体表を同時に温める効果があります。胃腸が弱い人、お腹が冷えると下... 2023.06.24 痛みに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【甘麦大棗湯】~感情の起伏が大きいときに用いられる漢方薬~ 甘麦大棗湯の解説ページです。名前のとおり甘草・小麦・大棗の3種類の生薬で構成されていて、つよい悲しみや不安などで感情の起伏が大きいときに用いられる漢方薬です。効能・効果、副作用や使い方の注意点、漢方の点から甘麦大棗湯のはたらきについて解説します。 2023.06.14 漢方薬の解説婦人科の漢方薬ストレスに使う漢方薬
漢方薬の解説 【当帰四逆加呉茱萸生姜湯】~しもやけや、冷えて下肢や腰、下腹部が痛むときの漢方薬~ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)の解説当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。とても長い名前の漢方薬ですが、「当帰四逆湯とうきしぎゃくとう」に、「呉茱萸ごしゅゆ」と「生姜しょうきょう... 2023.01.14 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説 【黄芩湯(おうごんとう)】~急性の下痢に用いられる漢方薬~ 黄芩湯(おうごんとう)の解説黄芩湯おうごんとうは、急性胃腸炎などの炎症性の胃腸障害で、悪臭のある下痢、腹痛、しぶり腹(裏急後重)があるときに用いられる漢方薬です。構成生薬 黄芩(オウゴン) 芍薬(シャクヤク) 甘草(カンゾウ) 大棗(タイソ... 2022.12.25 下痢に使う漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【五虎湯(ごことう)】~咳や喘息で用いられる漢方薬~ 五虎湯(ごことう)の解説五虎湯ごことうは、やはり咳に用いられる漢方薬の麻杏甘石湯まきょうかんせきとうに、桑白皮そうはくひを加えたもので、よりはげしい咳や、痰が多い場合に用いられます。構成生薬 麻黄(マオウ) 杏仁(キョウニン) 甘草(カンゾ... 2022.12.13 漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能) 【補気薬】~人参・党参・黄耆・白朮・山薬・甘草・大棗・膠飴・扁豆~ 17-(1) 補気薬(ほきやく)補気薬とは、気を補って気虚ききょを改善するのに用いる生薬です。益気薬えっきやくとも言います。気虚は、気の量の不足、あるいは気の作用の不足ですので、臓腑の機能の低下や、抵抗力の減退などによる症状があらわれやすく... 2022.05.27 中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説 【炙甘草湯】の解説~動悸や息切れに用いられる漢方薬~ 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、動悸・息切れに対する代表的な漢方薬です。のどの痛みに用いられる甘草湯(かんぞうとう)とは全く異なるものです。炙甘草と甘草の違い、炙甘草湯の動悸や息切れに対する効果、副作用や注意点について解説します。 2021.02.04 漢方薬の解説
違い・使い分け のどが痛いときの「甘草湯」と「桔梗湯」の違いと、飲み方 喉が痛いときに使われる漢方薬「甘草湯」と「桔梗湯」の違い、効果的な飲み方、副作用などの注意点について解説します。 2020.12.08 違い・使い分け
違い・使い分け 食欲がないときの漢方薬【六君子湯】と【茯苓飲】の違いや使い分け 六君子湯(りっくんしとう)と茯苓飲(ぶくりょういん)はともに消化器系の症状に用いる代表的な漢方薬です。構成生薬は一見、非常によく似ていますが、使用目的には若干の違いがあります。使い分けのポイントを説明します。 2020.11.26 違い・使い分け