臓腑の話

東洋医学における「腎」の3つのはたらき

東洋医学的な「腎」は、からだの不要なものを尿として排泄する臓器としての他に「生命力のもと」とされる重要な概念があります。腎のはたらき、または腎が弱ったときの影響を、かんたんに3つに整理して解説します。
漢方薬の解説

【芍薬甘草湯】の解説~こむらがえり等の筋肉の急な痛みに用いる漢方薬~

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)の解説ページです。こむら返り、急に足がつる時の漢方薬として有名です。即効性を期待できる漢方薬で、通常は頓服(症状が出たときだけ)使用します。芍薬甘草湯の効果や使い方、副作用、注意点について解説します。
漢方薬の解説

【潤腸湯(じゅんちょうとう)】の解説~乾燥した腸内を潤す漢方薬~

潤腸湯(じゅんちょうとう)の解説ページです。潤腸湯は便がとても硬いコロコロの便で、硬くて出ないといった便秘に用いられる漢方薬です。 潤腸湯に配合される生薬とその効果の特徴、使用時の注意点について解説します。
漢方薬の解説

【三黄瀉心湯】の解説~炎症や興奮をしずめる、実熱に対する基本処方~

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)の解説ページです。実熱に対する基本処方のひとつで、顔面が紅潮する、目が血走る、鼻血が出やすい、頭に血がのぼる、眠れない等のある人に使われる漢方薬。黄連解毒湯との使い分けや、使用時の注意点、副作用について解説します。
生薬の話

【甘草(かんぞう)】を含む漢方薬と含まない漢方薬の効能の違い

甘草は漢方処方の7割に配合されていますが、では配合されていない漢方薬もあるのはなぜか。甘草の作用を考えてみれば、甘草が配合されていないことにも理由がありそうです。甘草の配合されている漢方薬と配合されていない漢方薬の特徴を整理して解説します。
漢方薬の解説

【酸棗仁湯】の解説~眠れないときに用いられる漢方薬~

酸棗仁湯(さんそうにんとう)の解説ページです。酸棗仁湯は主に不眠に用いられている漢方薬です。配合している生薬の効果、酸棗仁湯が向く不眠症のタイプ、副作用や注意点について漢方的理論とともに分かりやすく解説します。
漢方薬の解説

【黄連解毒湯】の解説~炎症や熱っぽい興奮を鎮静化する漢方薬~

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の解説ページです。熱を冷やしたり炎症を鎮めたりする効果がある漢方薬です。さまざまな炎症症状または自律神経系の興奮が亢進している状態も鎮静化します。構成生薬の効能、黄連解毒湯の使い方、副作用や注意点について解説します。
漢方薬の解説

【小半夏加茯苓湯】の解説~漢方薬で吐き気を抑える効果的な使い方~

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)の解説ページです。嘔気・嘔吐に対して用いられる漢方薬の中でもっとも基本的なもので、つわりや乗り物酔いなど、いろいろな吐き気に用いられます。効果的な服用方法、配合されている生薬のはたらきなど、詳しく解説します。
漢方薬の解説

【六君子湯】の解説~食欲不振などの胃腸症状に用いる漢方薬~

六君子湯(りっくんしとう)の解説ページです。六君子湯は、食欲不振や胃もたれなどがある、胃腸がよわい人のための漢方薬です。六君子湯の効能効果、四君子湯との違い、副作用や注意点などについて詳しく解説します。
漢方薬の解説

【半夏厚朴湯】~ストレスなどで乱れた気の巡りを正常化する漢方薬~

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の解説ページです。気うつを治す理気剤の代表的な漢方薬です。 性格的には神経質・几帳面な方で、とくに喉に何かがつかえているような感じがあるときに用いられます。適応する症状や、副作用・注意点について解説します。
漢方薬の解説

【四物湯(しもつとう)】の解説~補血剤の基本の漢方薬~

四物湯(しもつとう)は補血の基本方剤であり、調経(月経を調える)の基本処方としても使われます。補血剤なので「血虚」に用いられますが、東洋医学的な「血虚」と西洋医学的な「貧血」は異なります。四物湯の補血作用の特徴と効能、注意点について解説します。
漢方薬の解説

【苓姜朮甘湯】の解説~腰から下の冷えや重だるい痛みに使う漢方薬~

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)の解説ページです。苓姜朮甘湯は水中に座っているように腰から足が冷えて痛い、または腰に重いものを結びつけているように重だるいといった症状に使われる漢方薬。構成生薬、効能、使用のポイント、副作用などについて。
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