漢方薬の解説【桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)】の解説 ~関節痛・神経痛に用いられる漢方薬~ 桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうは 桂枝湯けいしとうに、蒼朮そうじゅつと附子ぶしを加えたもの。 急性または慢性の痛み(神経痛や関節痛)に用いられます。 漢方的には桂枝湯の証である表寒... 2023.06.04漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
養生法【鉄欠乏性貧血】治療と対策~食事・鉄剤・漢方薬~ 鉄欠乏性貧血とは 貧血のなかでもっとも頻度の高いのが、鉄欠乏性貧血です。 【貧血とは】 血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビン(Hb)の濃度が低くなった状態。 鉄欠乏性貧血は、 その体内で酸素を運搬する赤血... 2023.05.23養生法症状別
養生法【骨粗しょう症】治療と対策ー検査・治療・予防についてー 骨粗しょう症とは 骨粗しょう症は、簡単にいうと、骨の中がスカスカになる(骨量が減る)疾患で、 骨がもろくなり、骨折を起こしやすくなっている状態のことです。 骨の老化現象です。 患者数は加齢とともに(50歳代くらいから)増... 2023.04.26養生法症状別
漢方薬の解説【真武湯(しんぶとう)】の解説 ~身体を温め、水分代謝を改善する漢方薬~ 真武湯しんぶとうは、体力の低下があり、身体が冷えている人の、 下痢や腹痛、めまい、浮腫(むくみ)などの症状に用いられます。 新陳代謝を促進させて身体を温める附子や、 利水作用のよ... 2023.04.03漢方薬の解説冷えに使う漢方薬下痢に使う漢方薬めまいに使われる漢方薬腎虚で使われる漢方薬
漢方薬の解説【当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)】の解説 ~しもやけや、冷えて下肢や腰、下腹部が痛むときの漢方薬~ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。 とても長い名前の漢方薬ですが、 「当帰四逆湯とうきしぎゃくとう」に、「呉茱萸ごしゅゆ」と「生姜しょうき... 2023.01.14漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【香蘇散(こうそさん)】の解説 ~胃腸機能を高めつつ鬱々した気分を発散させる芳しい香りの漢方薬~ 香蘇散こうそさんは 胃腸が弱い人で、気分がすぐれず、憂鬱、精神不安などがあるもの、 または、胃腸虚弱な人の軽いカゼに用いられています。 配合されている生薬... 2023.01.03漢方薬の解説婦人科の漢方薬ストレスに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)】の解説 ~体力の衰えによる腰痛、下半身のしびれ、脚のむくみ等に用いられる漢方薬~ 牛車腎気丸ごしゃじんきがんは、 八味地黄丸はちみじおうがん(別名:腎気丸)に、牛膝ごしつと車前子しゃぜんしという2つの生薬を加えたもの。 八味地黄丸を用... 2023.01.02漢方薬の解説痛みに使う漢方薬腎虚で使われる漢方薬泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説【黄連湯(おうれんとう)】の解説 ~胃部の停滞感や重圧感、食欲不振のあるときの漢方薬~ 黄連湯おうれんとうは、胃痛、腹痛、胃部の重苦しさ、胸苦しさ、吐き気などの胃腸症状に使われます。 主に急性胃炎のときのような症状です。 配合されている生薬が半夏瀉心湯はんげし... 2023.01.01漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【黄芩湯(おうごんとう)】の解説 急性の下痢に用いられる漢方薬 黄芩湯おうごんとうは、 急性胃腸炎などの炎症性の胃腸障害で、悪臭のある下痢、腹痛、しぶり腹(裏急後重)があるときに用いられる漢方薬です。 構成生薬 黄芩(オウゴン) 芍薬(シャクヤ... 2022.12.25漢方薬の解説下痢に使う漢方薬
漢方薬の解説【防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)】の解説 ~下肢のむくみや、膝の痛みに用いられる漢方薬~ 防已黄耆湯は、 胃腸が弱く、疲れやすい、汗をかきやすいなどがある人で、 下半身がむくんだり、膝などの関節が痛くなったときなどに用いられる漢方薬です。 また一般には、いわゆる... 2022.12.24漢方薬の解説痛みに使う漢方薬気虚に使われる漢方薬
漢方薬の解説【越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)】の解説 ~むくみや熱感のある、関節痛やアレルギー疾患に用いる漢方薬~ 越婢加朮湯えっぴかじゅつとうは、 浮腫(むくみ)をひかせる作用と 炎症や熱感をおさえる作用をもつ漢方薬で、 腫はれのある関節痛や、むくみが出ているアレルギー疾患な... 2022.12.23漢方薬の解説痛みに使う漢方薬皮膚の症状に使う漢方薬
漢方薬の解説【当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)】の解説 ~血虚をともなう下腹部痛に用いる漢方薬~ 当帰建中湯とうきけんちゅうとうは、 「桂枝加芍薬湯けいしかしゃくやくとう」(または「小建中湯しょうけんちゅうとう」)に、補血薬ほけつやくである当帰とうきを加えたものです。 桂枝加芍薬湯... 2022.12.23漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)】の解説 小建中湯よりも気虚がすすんだ状態に用いる漢方薬 黄耆建中湯おうぎけんちゅうとうは、 小建中湯しょうけんちゅうとうに、黄耆を加えたものです。 「〇〇建中湯」のグループは、どれも胃腸虚弱がもとにある諸症状に用いられています。 ... 2022.12.22漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬消化器系の漢方薬気虚に使われる漢方薬体質改善の漢方薬
漢方薬の解説【清肺湯(せいはいとう)】の解説 痰が切れずに激しく咳き込んでしまうときの漢方薬 清肺湯せいはいとうは、慢性の咳嗽に用いる漢方薬になります。 多量で粘りのある、なかなか切れない痰があり、 痰が切れるまで激しく咳き込んでしまうときに使われます。 激しく咳き... 2022.12.17漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
漢方薬の解説【五虎湯(ごことう)】の解説 ~咳や喘息で用いられる漢方薬~ 五虎湯ごことうは、 やはり咳に用いられる漢方薬の麻杏甘石湯まきょうかんせきとうに、桑白皮そうはくひを加えたもので、 よりはげしい咳や、痰が多い場合に用いられます。 構成生薬 麻黄... 2022.12.13漢方薬の解説咳に使われる漢方薬