症状別

養生法⑧~皮膚症状の不調を整える基本ケア~

肌トラブルに悩む方へ。アトピーやニキビ、蕁麻疹など皮膚トラブルを漢方で根本から改善。体質別に生活・食事・漢方薬の養生法を解説。
症状別

養生法⑦~泌尿器系の不調を整える基本ケア~

前立腺肥大・過活動膀胱・尿路感染症・尿路結石・慢性腎臓病など泌尿器の不調に対し、漢方的な視点から生活・食事の養生法をわかりやすく解説します。
漢方薬の解説

【柿蒂湯】~しゃっくりに用いられる漢方薬~

柿蒂湯(していとう)柿のヘタを配合した漢方薬で、しゃっくりに用いる薬として知られています。構成生薬 柿蒂(シテイ) 丁子(チョウジ) 生姜(ショウキョウ)柿蒂とは、柿のヘタのことです。渋味による降気の効能をもっていて、しゃっくり(吃逆)に用...
漢方薬の解説

【温胆湯】~胃腸が弱い虚証タイプの不眠や神経症に用いられる漢方薬~

温胆湯(うんたんとう)の解説冷えた胆(きも)を温めるという名前の漢方薬。「胆を冷やす」とは、恐れを感じてヒヤリとしたり、不安を感じてビクビクしたりすることです。だから逆に、冷えた胆を温めてあげれば、恐怖や不安から解放されるだろう。そこで、不...
漢方薬の解説

【香砂六君子湯】~六君子湯に芳香健胃薬を加えた漢方薬~

六君子湯に、香附子・縮砂・藿香の3つを加えた「香砂六君子湯」。3味はいずれも芳香のある理気作用をもつ生薬で、胃腸のはたらきを整えます。
漢方薬の解説

【加味平胃散】~食べ過ぎによる胃もたれや胃痛などに用いる漢方薬~

加味平胃散(かみへいいさん)の解説「平胃散へいいさん」に、消化を促進させる生薬(消導薬)が加えられている方剤です。もともと胃腸が弱いわけではない人が、暴飲暴食などによって胸やけ、胃痛、腹部膨満を起こしたり、または消化不良による下痢になったり...
漢方薬の解説

【大半夏湯】の解説~食べると吐いてしまうときの漢方薬~

大半夏湯(だいはんげとう)の解説ページ。胃腸がよわくみぞおちにつかえがあり、食べたものを吐いてしまう場合に用いられる漢方薬です。生薬の特徴からその効能効果について解説します。
漢方薬の解説

【芍薬甘草附子湯】~冷えを伴う筋肉の痛みやけいれんに用いる漢方薬~

芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)の解説ページです。芍薬甘草湯に附子を加えたもので、各種の痛みやけいれんがあって、とくに冷え症または冷えを伴っている場合に用いられる漢方薬です。効能効果、使用上の注意点などについて解説します。
漢方薬の解説

【桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)】

桂枝加黄耆湯構成生薬 桂皮(ケイヒ) 芍薬(シャクヤク) 甘草(カンゾウ) 生姜(ショウキョウ) 大棗(タイソウ) 黄耆(オウギ)桂枝加黄耆湯けいしかおうぎとうは、桂枝湯けいしとうに黄耆おうぎを加えたものです。補気薬ほきやくの黄耆には、脾気...
皮膚の症状に使う漢方薬

【帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)】の解説

帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)の解説ページです。小建中湯に当帰と黄耆を加えたもので、虚弱体質の改善、病後や術後の体力回復、ねあせ、化膿性皮膚疾患に用いられる漢方薬です。配合される生薬のはたらき、効能効果、使用のポイントについて解説します。
漢方薬の解説

【沢瀉湯】~急性のめまい、回転性のめまいに用いられる漢方薬~

沢瀉湯(たくしゃとう)の解説ページです。沢瀉湯は、急性のめまいやグルグル回るめまいに用いられる漢方薬です。めまいに使われる漢方薬の基本方剤でもあります。配合されている生薬(沢瀉と白朮)の特徴とはたらき、効能効果などについて。
漢方薬の解説

【独活葛根湯(どっかつかっこんとう)】

四十肩、五十肩、寝ちがえ、肩こりなどに用いられる漢方薬構成生薬 葛根(カッコン) 麻黄(マオウ) 桂皮(ケイヒ) 芍薬(シャクヤク) 甘草(カンゾウ) 生姜(ショウキョウ) 大棗(タイソウ) 地黄(ジオウ) 独活(ドクカツ)葛根湯かっこんと...
漢方薬の解説

【葛根紅花湯】~中年以降の酒さ鼻(あかはな)の漢方薬~

葛根紅花湯(かっこんこうかとう)構成生薬 葛根(かっこん) 芍薬(しゃくやく) 地黄(じおう) 黄連(おうれん) 山梔子(さんしし) 紅花(こうか) 大黄(だいおう) 甘草(かんぞう)効能効果体力中等度以上で、便秘傾向のものの次の諸症:あか...
漢方薬の解説

【荊芥連翹湯】~皮膚の痒みや炎症、耳やのどの炎症に用いられる漢方薬~

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の解説ページです。蓄膿症や慢性鼻炎のほか、アトピー性皮膚炎のような慢性的な皮膚疾患に、体質改善を兼ねてよく用いられる漢方薬です。
漢方薬の解説

【九味檳榔湯】の解説~脚の痛みや腫れなどに用いられる漢方薬~

九味檳榔湯(くみびんろうとう)の解説九味檳榔湯くみびんろうとうは、強力に浮腫や水腫を除く作用があるため、水毒体質の人の、その水毒による様々な症状(関節の痛みやはれ、倦怠感、動悸、息切れなど)に応用されます。構成生薬について 檳榔子(ビンロウ...