中薬学(生薬の効能)

【利水退黄薬】~茵陳蒿・金銭草~

6-(3) 利水退黄薬(りすいたいおうやく) 利水退黄薬とは、利水滲湿薬の中でも特に湿熱黄疸証、つまり黄疸を消退させるのに用いることができる生薬です。 茵陳蒿(いんちんこう) キク科カワラヨモギの頭花 (中国では早春に採集される...
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【利水通淋薬】~車前子・滑石・木通・地膚子~

6-(2) 利水通淋薬(りすいつうりんやく) 利水通淋薬は、利水薬の中でも特に、寒性で利水通淋作用に優れる生薬です。 熱淋(湿熱淋証)に用いることができます。 小便不利(尿がでにくい)、頻尿、残尿感、排尿痛などのいわゆる膀胱炎様症状に...
中薬学(生薬の効能)

【利水退腫薬】~茯苓・猪苓・沢瀉・薏苡仁~

6-(1) 利水退腫薬(りすいたいしゅやく) 利水退腫薬は、利水作用によって水腫証に用いる、いわゆる浮腫(むくみ)をとる効果に優れた生薬です。 茯苓(ぶくりょう) サルノコシカケ科マツホド:(松の根にできる)菌核を形成する担子菌類 ...
中薬学(生薬の効能)

利水滲湿薬(りすいしんしつやく)の概念

6.利水滲湿薬とは 利水滲湿薬は、体内の水液の代謝を促進させ、水の流れを改善し、停滞している水湿を除去する薬物です。 たんに「利水薬」と呼ぶことが多いかもしれません。 結果として、小便の通じも良くなるし、停滞・貯留していた水が...
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【芳香化湿薬】~蒼朮・厚朴・藿香・縮砂・草果~

芳香化湿薬(ほうこうかしつやく)に分類できる生薬~蒼朮・厚朴・藿香・縮砂・草果~の中薬学的な効能や、漢方薬への応用についてのまとめ。
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芳香化湿薬(ほうこうかしつやく)の概念

芳香化湿薬(ほうこうかしつやく)は、芳香があって、主に内臓(中焦)の湿邪を除去し、それにより特に脾の消化吸収のはたらきを改善させることに用いられます。中焦の湿邪による影響、症状、それに対する芳香化湿薬の使い方や注意点について。
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【袪風湿強筋骨薬】~桑寄生・五加皮~

4-(3)  袪風湿強筋骨薬(きょふうしつきょうきんこつやく) 袪風湿強筋骨薬は、風湿の邪をとりながら、筋骨を強める作用もある薬です。 湿邪の特徴のひとつが粘滞性で、慢性化するとなかなか治りにくくなるものです。 筋骨に侵入した...
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【袪風湿清熱薬】~秦艽・防已・豨薟草・桑枝~

4-(2) 袪風湿清熱薬(きょふうしつせいねつやく) 袪風湿清熱薬は、袪風湿薬のなかで、特に熱痺があるときに用いることができる薬です。 風邪+湿邪+熱邪の風湿熱痺証です。 関節が赤くなったり、腫れたり、熱感があったりして、痛いなどの症...
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【袪風湿散寒薬】~独活・威霊仙・木瓜・徐長卿~

4-(1)  袪風湿散寒薬(きょふうしつさんかんやく) 袪風湿散寒薬は、袪風湿薬のなかで、特に風寒湿痺証に適している薬です。 独活(どくかつ/どっかつ) ウコギ科ウドの根茎 ※次の類似生薬とは区別されています。 ・ウコ...
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袪風湿薬(きょふうしつやく)の概念

袪風湿薬は、風湿の邪気を排除する効能をもち、主に痺証(ひしょう)という症状を改善するために用いられます。痺証の特徴、それに対応させる袪風湿薬の使い方について。
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【峻下逐水薬】~甘遂・大戟・芫花・巴豆・牽牛子~

峻下逐水薬(しゅんげちくすいやく)は瀉下薬の中でも作用が非常に激しく、下痢を起こさせ体内の水分を排出させる効能をもちます。激しい下痢が続くと正気も失いますので慎重に用いる必要があります。日本では市販薬(便秘薬)の一部にケンゴシ末が使われています。
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【潤下薬】~麻子仁・郁李仁・蜂蜜~

潤下薬の中薬的な解説。腸が乾燥して大便が硬くコロコロ状のときに用いることができる薬。油分を多く含む植物の果実や種子が生薬としてよく用いられます。排便をスムーズにするはたらきで、便秘薬の中では作用は緩和なものですが、下痢しやすい人は注意が必要です。
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瀉下薬(しゃげやく)の概念

瀉下とは「下から出す」つまり「排便を促進する」ということで一般に瀉下薬は「便秘に使う薬」を指すことが多いです。ただ、西洋薬でいう便秘に対しての「下剤」の意味と「瀉下薬」は全く同じということではありません。
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【攻下薬】~大黄・芒硝~

生薬の大黄と芒硝の中薬学的な解説。瀉下薬のなかの攻下薬に分類されます。便秘に使われる漢方薬に配合される有名な生薬ですが、たんに便を出す下剤としての効果の他にも、重要なはたらきがあります。大黄と芒硝も瀉下作用が比較的強いので妊娠中は注意が必要です。
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【清虚熱薬】~地骨皮・青蒿~

2-(5)  清虚熱薬(せいきょねつやく) 清虚熱薬は、裏熱の症状を実熱と虚熱に分けた場合に、主に虚熱に用いられる薬が分類されます。 虚熱とは、陰虚(陰の不足)にともなう熱証(陰虚内熱)です。 虚熱の症状の特徴は… ...
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