漢方薬の解説【芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)】 芎帰調血飲第一加減 効能効果 体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:血の道症、月経不順、産後の体力低下 構成生薬 当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・地黄(ジオウ)・白朮(ビャクジュツ... 2022.10.14漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬瘀血で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説【芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)】 芎帰調血飲 効能効果 体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:月経不順、産後の神経症・体力低下 構成生薬 当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・地黄(ジオウ)・白朮(ビャクジュツ)・茯苓(ブクリョ... 2022.10.14漢方薬の解説婦人科の漢方薬ストレスに使う漢方薬
漢方薬の解説【胃苓湯】~消化不良の水様性下痢に用いられる漢方薬~ 胃苓湯(いれいとう)の解説 胃苓湯いれいとうは、平胃散へいいさんと五苓散ごれいさんを合わせたものです。 食べ過ぎと飲みすぎによって、胃腸の調子をこわして、水っぽい下痢をしているようなときは、 平胃散だけでは不十分で、五苓散がよ... 2022.10.08漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【猪苓湯合四物湯】~猪苓湯と四物湯を合方したもの~ 猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう) 構成生薬 猪苓(チョレイ) 茯苓(ブクリョウ) 滑石(カッセキ) 沢瀉(タクシャ) 阿膠(アキョウ) 地黄(ジオウ) 当帰(トウキ) 芍... 2022.10.07漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説【連珠飲】~四物湯と苓桂朮甘湯を合方したもの~ 連珠飲(れんじゅいん) 構成生薬 当帰(トウキ) 白朮(ビャクジュツ) 芍薬(シャクヤク) 川芎(センキュウ) 地黄(ジオウ) 茯苓(ブクリョウ) 桂皮(ケイヒ) 甘草(カンゾウ) ... 2022.10.07漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬めまいに使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能)【収渋薬】~五味子・五倍子・烏梅・訶子・麻黄根・浮小麦・肉豆蔲・赤石脂・蓮子/蓮肉・山茱萸~ 18 収渋薬(しゅうじゅうやく) 収渋薬は、収斂・固渋の作用をもつ薬物のことです。 収納させておくとか、漏れないようにコントロールする、というような作用のことです。 収斂薬、固渋薬と呼ばれることもあります。 正気や体液(気・血・... 2022.07.30中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)【補陰薬】~沙参・麦門冬・天門冬・石斛・黄精・玉竹・百合・枸杞子・女貞子~ 17-(4) 補陰薬(ほいんやく) 補陰薬とは、陰液を養い(滋養し)、津液を生じ、燥を潤す効能がある生薬のことで、主に陰虚証に用いられます。 陰虚証は、熱病の後期(→熱によって津液が消耗)に生じるものが多く、または慢性的な疾患(→精... 2022.07.02中薬学(生薬の効能)
生薬の話【白朮と蒼朮】~生薬と効能の違い、使い分けについて 白朮(ビャクジュツ)と蒼朮(ソウジュツ)の違いについて解説します。生薬としては別のものですが歴史的には使い分けが曖昧で、現在でも同じ漢方薬なのにメーカーよって配合が異なるケースがあります。植物の違い、効能の違い、歴史的な経緯をまとめています。 2022.06.26生薬の話違い・使い分け
中薬学(生薬の効能)【補血薬】~当帰・熟地黄・何首烏・白芍・阿膠・竜眼肉~ 17-(3) 補血薬(ほけつやく) 血(けつ)を補い、主に血虚証を改善するのに用いる生薬を、補血薬といいます。 一般に血虚の症状としては 顔色につやがない、唇や爪が蒼白(白っぽい)、頭のふらつき、目がかすむ等…[血虚一般]... 2022.06.20中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)【補陽薬】~鹿茸・紫河車・淫羊藿・巴戟天・肉蓯蓉・杜仲・続断・狗脊・蛤蚧・胡桃肉・補骨脂・益智仁・菟絲子・沙苑子・骨砕補~ 17-(2) 補陽薬(ほようやく) 補陽薬は、陽気を強める作用があり、陽虚を改善するのに用いられる生薬です。助陽薬とも言います。 陽虚とは、陽気が弱まっている状態です。気虚の程度が進んで、人体の機能面の低下がみられます。 一般... 2022.06.12中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)【補気薬】~人参・党参・黄耆・白朮・山薬・甘草・大棗・膠飴・扁豆~ 17-(1) 補気薬(ほきやく) 補気薬とは、気を補って気虚ききょを改善するのに用いる生薬です。益気薬えっきやくとも言います。 気虚は、気の量の不足、あるいは気の作用の不足ですので、臓腑の機能の低下や、抵抗力の減退などによる症状があ... 2022.05.27中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)補虚薬(ほきょやく)の概念 17.補虚薬 補虚薬とは、虚(=足りていないもの、弱いもの)を補う薬で、 正気を補う、体質を改善させる、病気に対する抵抗力を増強させるといった、虚弱状態の改善のため、いわゆる虚証に用いられる生薬のグループです。 補虚薬はまた状... 2022.05.17中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)開竅薬(かいきょうやく)~麝香・竜脳・蘇合香・石菖蒲~ 16.開竅薬 開竅薬とは 開竅薬(かいきょうやく)は、独特の強い芳香のある生薬で、意識を覚醒させる目的で使用する薬のことです。 東洋医学での「心」は、神志(精神意識)を主っていて、 何らかの邪気によって心の竅(あな)が閉ざされた... 2022.05.08中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)平肝熄風薬(へいかんそくふうやく)の概念 15.平肝熄風薬 平肝熄風薬は、肝陽を平定させ、(内風を)熄風させる薬のことです。 熄は、「火が消える」「灰に埋めた炭火」などの意味がある漢字で、 内風の症状をしずめることを「熄風」と言います。 内風というのは、陰虚や血... 2022.05.05中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)【熄風止痙薬】~釣藤鈎・天麻・羚羊角・地竜・白僵蚕・全蝎・蜈蚣~ 15-(2) 熄風止痙薬(そくふうしけいやく) 釣藤鈎(ちょうとうこう) アカネ科カギカズラの鈎(カギ)状をした短い茎枝(トゲ) 【性味】甘 微寒(涼) 【帰経】肝 心包 【効能】熄風止痙 清熱平肝 熄風止痙・清熱平肝 ... 2022.05.05中薬学(生薬の効能)