漢方薬の解説

【調胃承気湯】~構成生薬、適応症の特徴、使用上の注意点の解説~

調胃承気湯(ちょういじょうきとう)の解説。大黄甘草湯よりも便を軟らかくする効果を増して便を出しやすくした処方です。便秘の漢方と言えば「大黄甘草湯」がメジャーですが、穏やかな作用を求める場合は調胃承気湯の方が適します。
漢方薬の解説

【大承気湯】~適応症、構成生薬とその効果、使用上の注意点の解説~

大承気湯(だいじょうきとう)は、便秘に使う漢方薬の中ではかなり強力な部類に入ります。便が硬く、つかえていてお腹が張るような便秘に使いますが、他の便秘薬とは異なる注意点もあります。大承気湯の効果の特徴について解説します。
漢方薬の解説

ストレスやお腹の冷えを伴う胃痛、腹痛に【安中散】の解説

安中散(あんちゅうさん)は、中(お腹)を安(案)ずる、お腹の痛みを安らかにするという意味の漢方薬。冷えによる腹痛(または生理痛)やストレス性の胃痛に用いられています。構成生薬とその効果の特徴、適応症、注意点などを解説します。
漢方薬の解説

胃腸虚弱や食欲不振に【四君子湯】の解説~補気の基本処方~

四君子湯(しくんしとう)は、脾虚(胃腸虚弱)の方、食欲不振の方に使われる漢方薬。六君子湯、十全大補湯、加味帰脾湯など、多くの補剤のベースとなっている方剤です。四君子湯の効果や飲み方について解説します。
生薬の話

桂皮(ケイヒ)と桂枝(ケイシ)の違い

桂枝と桂皮はいずれもクスノキ科の同じ植物。使用する部位が異なります。「桂枝」とは若い細枝、「桂皮」とは木の幹の皮です。植物の部位が異なれば含まれる成分にも差があります。つまり効能が異なります。桂枝・桂皮の違いや注意点。また、日本でそれらの使い分けがあいまいな理由について。
漢方薬の解説

便秘の漢方薬【大黄甘草湯】の解説~他の便秘薬との違いや使い方について~

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)は、市販薬も含め一般的に広く利用されている漢方の便秘薬(瀉下薬)です。大黄甘草湯が適する便秘のタイプ、服用方法、単純な下剤とは異なる効果、副作用、使用時の注意点などを分かりやすく解説します。
漢方薬の解説

加齢に伴う症状に【八味地黄丸】の解説~腎を補う漢方薬~

八味地黄丸(はちみじおうがん)は、腎虚に対する補腎の代表的処方。加齢に伴って起こってくる症状に対しての方剤で、特に手や足腰が冷えている場合に使われることが多い漢方薬です。八味地黄丸の効果と注意点、六味丸との違いなどについての解説。
漢方薬の解説

めまいやふらつき、または動悸に【苓桂朮甘湯】の解説~ふくろう体質とは~

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、動悸や、めまい、ふらつき、立ちくらみが主症状という場合にファーストチョイスとなる漢方薬。メニエールにも使われます。その効果のポイントについて。また苓桂朮甘湯が著効すると言われるふくろう型体質とは。
東洋医学・中医理論の話

東洋医学における「腎」の3つのはたらき

東洋医学における「腎」について 腎のはたらき、または腎が弱ったときの影響をまとめると、3つに整理できます。 ①臓器としての「腎」 腎はまず、もちろん泌尿器の臓器である腎臓のことを指します。 その腎のはたらきで重要なことは、体の水...
漢方薬の解説

こむらがえり等の筋肉の急な痛みに使われる【芍薬甘草湯】の解説

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、こむら返り、急に足がつる時の漢方薬として有名ですが、基本的には足に限らずどこの筋肉(骨格筋や内臓平滑筋)にでも用いることができます。芍薬甘草湯の使い方と注意点とともに解説します。
漢方薬の解説

【潤腸湯】~構成生薬とそのはたらき、副作用や注意点の解説~

潤腸湯(じゅんちょうとう)は便がとても硬いコロコロの便で、硬くて出ないといった便秘に用いられます。 便が乾燥しているだけでなく全身状態をみても体液(潤い)が不足しているような特に高齢者に多い頑固な便秘です。 潤腸湯に配合される生薬と、効果の特徴、注意点について解説します。
漢方薬の解説

頭に血がのぼったときの【三黄瀉心湯】の解説~実熱に対する基本処方~

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)は実熱に対する基本処方のひとつ。顔面が紅潮する、目が血走る、鼻血が出やすい、頭に血がのぼる、興奮が抑えられない、眠れない等のある人に向いています。黄連解毒湯との使い分けや、使用時の注意点、副作用について解説します。
生薬の話

【甘草(かんぞう)】を含む漢方薬と含まない漢方薬の効能の違い

甘草は漢方処方の7割に配合されていますが、では配合されていない漢方薬もあるのはなぜか。甘草の作用を考えてみれば、甘草が配合されていないことにも理由がありそうです。甘草の配合されている漢方薬と配合されていない漢方薬の特徴を整理して解説します。
漢方薬の解説

不眠の漢方薬【酸棗仁湯】の解説~睡眠剤との効果の違い~

酸棗仁湯(さんそうにんとう)は、主に不眠症に用いられる漢方薬。ですが、睡眠導入剤のように、不眠時にだけ使うというような薬ではありません。酸棗仁湯の成分や、効果的な正しい使い方と注意点について解説します。
漢方薬の解説

【黄連解毒湯の解説】~炎症や熱っぽい興奮を鎮静化する漢方薬~

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)構成生薬、効能、解毒の意味、使用上の注意点などの解説。清熱薬として主に炎症症状(皮膚炎、口内炎、急性胃炎、充血、出血症状など)や自律神経系の興奮が亢進している状態も鎮静化し、その他不眠や二日酔いにも使われます。
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