漢方薬の解説気力がない、手足がだるい、疲れやすいなどに【補中益気湯】の解説 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は「中(消化器)の機能を補い、気を益す」という意味の漢方薬。胃腸のはたらきが弱り、体力が低下して元気がない、気力がない、手足がだるい、疲れやすいなどを改善します。構成生薬、適応症状の特徴、副作用などの解説します。 2019.10.07漢方薬の解説消化器系の漢方薬気虚に使われる漢方薬
漢方薬の解説【乙字湯(おつじとう)】の解説 乙字湯(おつじとう)は江戸時代の日本で、脱肛・痔核に対してつくられた処方です。症状の激しくない軽度な痔に広く用いられています。乙字湯のキレ痔、イボ痔に対する効果について、特徴や副作用など注意点とともに解説します。 2019.10.06漢方薬の解説便秘に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【桂枝茯苓丸】の解説~瘀血に使われる漢方薬の代表的処方~ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は駆瘀血剤の代表的処方。 血行不良の改善や血行不良による痛みの緩和にはたらき、 血の巡りが悪いことで起こる諸症状に用いられます。三大漢方婦人薬の一つですが、男女を問わず使用可。構成生薬の特徴や、副作用、注意点について。 2019.10.05漢方薬の解説痛みに使う漢方薬瘀血で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説【調胃承気湯(ちょういじょうきとう)】の解説 ~大黄甘草湯よりも穏やかな作用の便秘薬~ 便秘をともなう症状に用いる「○○承気湯じょうきとう」と名前がつく漢方薬のひとつ。 大黄甘草湯だいおうかんぞうとうに、芒硝ぼうしょうという鉱物性の生薬が加わったものです。 その芒硝によっ... 2019.10.03漢方薬の解説便秘に使う漢方薬
漢方薬の解説【大承気湯】~適応症、構成生薬とその効果、使用上の注意点の解説~ 大承気湯(だいじょうきとう)は、便秘に使う漢方薬の中ではかなり強力な部類に入ります。便が硬く、つかえていてお腹が張るような便秘に使いますが、他の便秘薬とは異なる注意点もあります。大承気湯の効果の特徴について解説します。 2019.10.02漢方薬の解説便秘に使う漢方薬
漢方薬の解説【安中散(あんちゅうさん)】の解説 安中散(あんちゅうさん)は、中(お腹)を安(案)ずる、お腹の痛みを安らかにするという意味の漢方薬。冷えによる腹痛(または生理痛)やストレス性の胃痛に用いられています。構成生薬とその効果の特徴、適応症、注意点などを解説します。 2019.10.01漢方薬の解説ストレスに使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【四君子湯(しくんしとう)】の解説 ~胃腸虚弱や食欲不振に用いる補気の基本方剤~ 脾胃ひい(胃腸)というのは、食べたものを消化吸収して自分のエネルギーに変える、という生命活動における大事なはたらきを支えています。 体力が落ちて元気がないとき、またはたとえ元気なときであ... 2019.09.30漢方薬の解説消化器系の漢方薬気虚に使われる漢方薬
漢方薬の解説便秘の漢方薬【大黄甘草湯】の解説~他の便秘薬との違いや使い方について~ 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)は、市販薬も含め一般的に広く利用されている漢方の便秘薬(瀉下薬)です。大黄甘草湯が適する便秘のタイプ、服用方法、単純な下剤とは異なる効果、副作用、使用時の注意点などを分かりやすく解説します。 2019.09.25漢方薬の解説便秘に使う漢方薬
漢方薬の解説【八味地黄丸(はちみじおうがん)】の解説 加齢に伴う症状に用いられる「腎」を補う漢方薬 八味地黄丸ひちみじおうがんは、腎虚じんきょに対して用いる補腎ほじんの代表的処方です。 とくに腎陽虚じんようきょという状態によく使われます。 簡単に言い変えますと、腎虚とは腎の力が衰... 2019.09.24漢方薬の解説冷えに使う漢方薬腎虚で使われる漢方薬泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説めまいやふらつき、または動悸に【苓桂朮甘湯】の解説~ふくろう体質とは~ 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、動悸や、めまい、ふらつき、立ちくらみが主症状という場合にファーストチョイスとなる漢方薬。メニエールにも使われます。その効果のポイントについて。また苓桂朮甘湯が著効すると言われるふくろう型体質とは。 2019.09.24漢方薬の解説めまいに使われる漢方薬
漢方薬の解説【芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)】の解説 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、こむら返り、急に足がつる時の漢方薬として有名ですが、基本的には足に限らずどこの筋肉(骨格筋や内臓平滑筋)にでも用いることができます。芍薬甘草湯の使い方と注意点とともに解説します。 2019.09.23漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【潤腸湯(じゅんちょうとう)】の解説 潤腸湯(じゅんちょうとう)は便がとても硬いコロコロの便で、硬くて出ないといった便秘に用いられます。 便が乾燥しているだけでなく全身状態をみても体液(潤い)が不足しているような特に高齢者に多い頑固な便秘です。 潤腸湯に配合される生薬と、効果の特徴、注意点について解説します。 2019.09.20漢方薬の解説便秘に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬
漢方薬の解説【三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)】の解説 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)は実熱に対する基本処方のひとつ。顔面が紅潮する、目が血走る、鼻血が出やすい、頭に血がのぼる、興奮が抑えられない、眠れない等のある人に向いています。黄連解毒湯との使い分けや、使用時の注意点、副作用について解説します。 2019.09.19漢方薬の解説便秘に使う漢方薬不眠に使う漢方薬
生薬の話【甘草(かんぞう)】を含む漢方薬と含まない漢方薬の効能の違い 甘草は漢方処方の7割に配合されていますが、では配合されていない漢方薬もあるのはなぜか。甘草の作用を考えてみれば、甘草が配合されていないことにも理由がありそうです。甘草の配合されている漢方薬と配合されていない漢方薬の特徴を整理して解説します。 2019.09.18生薬の話違い・使い分け
漢方薬の解説【酸棗仁湯(さんそうにんとう)】の解説 ~眠れないときに用いられる漢方薬~ 酸棗仁湯さんそうにんとうは、おもに不眠に用いられる漢方薬です。別名:酸棗湯(さんそうとう) ただし不眠といっても、酸棗仁湯が適する不眠は ・体力や気力が消耗していて眠れない ・疲れているの... 2019.09.17漢方薬の解説不眠に使う漢方薬