漢方薬の解説 【胃苓湯】~消化不良の水様性下痢に用いられる漢方薬~ 胃苓湯(いれいとう)の解説胃苓湯いれいとうは、平胃散へいいさんと五苓散ごれいさんを合わせたものです。食べ過ぎと飲みすぎによって、胃腸の調子をこわして、水っぽい下痢をしているようなときは、平胃散だけでは不十分で、五苓散がよくプラスされます。「... 2022.10.08 漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【猪苓湯合四物湯】~猪苓湯と四物湯を合方したもの~ 猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)構成生薬 猪苓(チョレイ) 茯苓(ブクリョウ) 滑石(カッセキ) 沢瀉(タクシャ) 阿膠(アキョウ) 地黄(ジオウ) 当帰(トウキ) 芍薬(シャクヤク) 川芎(センキュウ)猪苓湯ちょれいとう(猪苓... 2022.10.07 漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説 【連珠飲】~四物湯と苓桂朮甘湯を合方したもの~ 連珠飲(れんじゅいん)構成生薬 当帰(トウキ) 白朮(ビャクジュツ) 芍薬(シャクヤク) 川芎(センキュウ) 地黄(ジオウ) 茯苓(ブクリョウ) 桂皮(ケイヒ) 甘草(カンゾウ)効能効果体力中等度又はやや虚弱で、ときにのぼせ、ふらつきがある... 2022.10.07 漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬めまいに使われる漢方薬
生薬の話 【白朮と蒼朮】~生薬と効能の違い、使い分けについて 白朮(ビャクジュツ)と蒼朮(ソウジュツ)の違いについて解説します。生薬としては別のものですが歴史的には使い分けが曖昧で、現在でも同じ漢方薬なのにメーカーよって配合が異なるケースがあります。植物の違い、効能の違い、歴史的な経緯をまとめています。 2022.06.26 生薬の話違い・使い分け
違い・使い分け 「麻黄湯」「桂枝湯」から湿邪へ対しての展開 基本はやはり「麻黄湯」と「桂枝湯」感冒(カゼ)に使われる代表的で対照的な2つの漢方薬です。 風寒のカゼで、汗のない表実証なら「麻黄湯」(まおうとう) 風寒のカゼで、汗のある表虚証なら「桂枝湯」(けいしとう)この「麻黄湯」「桂枝湯」から湿邪に... 2021.07.19 違い・使い分け
漢方薬の服用方法 漢方薬の小児の用量について 小児の漢方薬を服用できる年齢または用量については厳密に定まっているわけではなく、漢方薬によって、商品によって、もしくは処方医によっても異なります。実際に使用するときの目安の量、気をつけておく点についてまとめます。 2021.03.20 漢方薬の服用方法漢方薬の解説
漢方薬の解説 【炙甘草湯】の解説~動悸や息切れに用いられる漢方薬~ 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、動悸・息切れに対する代表的な漢方薬です。のどの痛みに用いられる甘草湯(かんぞうとう)とは全く異なるものです。炙甘草と甘草の違い、炙甘草湯の動悸や息切れに対する効果、副作用や注意点について解説します。 2021.02.04 漢方薬の解説
漢方薬の解説 【清心蓮子飲】の解説~排尿に関する不定愁訴に使われる漢方薬~ 清心蓮子飲(せいしんれんしいん)は頻尿・残尿感・排尿痛などの排尿トラブルに用いられる虚証向きの漢方薬。方剤の名前は「心」の熱を「清」する作用をもった漢方薬であることを表しています。これがなぜ泌尿器系の症状に使えるのか、蓮子の作用とともに解説します。 2021.01.23 漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説 【帰脾湯】と【加味帰脾湯】~胃腸虚弱の方の不眠に使われる漢方薬~ 弱っている脾(胃腸)のはたらきを回復させるという意味の「帰脾湯」と、それに柴胡と山梔子が加味された「加味帰脾湯」。胃腸が弱く体力がない方の、不眠や精神不安などに用いられる漢方薬です。配合される生薬の特徴と作用のポイント、注意点を解説します。 2021.01.16 漢方薬の解説不眠に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬
違い・使い分け のどが痛いときの「甘草湯」と「桔梗湯」の違いと、飲み方 喉が痛いときに使われる漢方薬「甘草湯」と「桔梗湯」の違い、効果的な飲み方、副作用などの注意点について解説します。 2020.12.08 違い・使い分け
漢方薬の解説 【神秘湯】の解説~ストレスで悪化しやすい咳や喘息に用いる漢方薬~ 神秘湯(しんぴとう)解説ページです。気を巡らせながら咳を止める効果がある漢方薬で、精神的要素に関連する咳、不安症状が強い方の慢性の咳に使われます。漢方薬生薬の構成の特徴と効果、使用上の注意点を解説します。特に麻黄の配合量が多い点は注意が必要です。 2020.12.01 漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
違い・使い分け 食欲がないときの漢方薬【六君子湯】と【茯苓飲】の違いや使い分け 六君子湯(りっくんしとう)と茯苓飲(ぶくりょういん)はともに消化器系の症状に用いる代表的な漢方薬です。構成生薬は一見、非常によく似ていますが、使用目的には若干の違いがあります。使い分けのポイントを説明します。 2020.11.26 違い・使い分け
漢方薬の解説 【茯苓飲】の解説~胸やけ、げっぷ、胃もたれに用いる漢方薬~ 茯苓飲(ぶくりょういん)の解説ページです。不消化の飲食物が胃に留まっていたり、酸性の胃液が喉まで上がってくる、逆流性食道炎などに使われる漢方薬です。構成生薬の特徴と効果、西洋薬の逆流性食道炎の薬との作用の違いについて解説します。 2020.11.22 漢方薬の解説消化器系の漢方薬
冷えに使う漢方薬 【温経湯】の解説~経絡をあたためるという漢方薬の効能とは~ 温経湯(うんけいとう)は、月経と関わりのある経絡を温め、気(き)と血(けつ)を十分に巡らせます。月経不順、不正出血、不妊症などに用いられ、また手のほてりや湿疹、皮膚炎にも応用されます。温経湯の作用の特徴や適する症状、注意点について解説します。 2020.11.16 冷えに使う漢方薬皮膚の症状に使う漢方薬婦人科の漢方薬漢方薬の解説
違い・使い分け 【麻子仁丸】と【潤腸湯】の違い 慢性の便秘・便が硬くて出ない便秘・高齢者の便秘などには、潤腸湯(じゅんちょうとう)や麻子仁丸(ましにんがん)が有効とされています。では、ではこの二つの漢方薬はどのような作用で便秘に効いてくれるのか、そしてどういう違いがあるのかについてまとめます。 2020.11.15 便秘に使う漢方薬違い・使い分け