漢方薬の解説【当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)】の解説 ~しもやけや、冷えて下肢や腰、下腹部が痛むときの漢方薬~ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。 とても長い名前の漢方薬ですが、 「当帰四逆湯とうきしぎゃくとう」に、「呉茱萸ごしゅゆ」と「生姜しょうき... 2023.01.14漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【黄芩湯(おうごんとう)】の解説 急性の下痢に用いられる漢方薬 黄芩湯おうごんとうは、 急性胃腸炎などの炎症性の胃腸障害で、悪臭のある下痢、腹痛、しぶり腹(裏急後重)があるときに用いられる漢方薬です。 構成生薬 黄芩(オウゴン) 芍薬(シャクヤ... 2022.12.25漢方薬の解説下痢に使う漢方薬
漢方薬の解説【五虎湯(ごことう)】の解説 ~咳や喘息で用いられる漢方薬~ 五虎湯ごことうは、 やはり咳に用いられる漢方薬の麻杏甘石湯まきょうかんせきとうに、桑白皮そうはくひを加えたもので、 よりはげしい咳や、痰が多い場合に用いられます。 構成生薬 麻黄... 2022.12.13漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能)【補気薬】~人参・党参・黄耆・白朮・山薬・甘草・大棗・膠飴・扁豆~ 17-(1) 補気薬(ほきやく) 補気薬とは、気を補って気虚ききょを改善するのに用いる生薬です。益気薬えっきやくとも言います。 気虚は、気の量の不足、あるいは気の作用の不足ですので、臓腑の機能の低下や、抵抗力の減退などによる症状があ... 2022.05.27中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説【炙甘草湯】の解説~動悸や息切れに用いられる漢方薬~ 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、動悸・息切れに対する代表的な漢方薬です。のどの痛みに用いられる甘草湯(かんぞうとう)とは全く異なるものです。炙甘草と甘草の違い、炙甘草湯の動悸や息切れに対する効果、副作用や注意点について解説します。 2021.02.04漢方薬の解説
違い・使い分けのどが痛いときの「甘草湯」と「桔梗湯」の違いと、飲み方 喉が痛いときに使われる漢方薬「甘草湯」と「桔梗湯」の違い、効果的な飲み方、副作用などの注意点について解説します。 2020.12.08違い・使い分け
違い・使い分け食欲がないときの漢方薬【六君子湯】と【茯苓飲】の違いや使い分け 六君子湯(りっくんしとう)と茯苓飲(ぶくりょういん)はともに消化器系の症状に用いる代表的な漢方薬です。構成生薬は一見、非常によく似ていますが、使用目的には若干の違いがあります。使い分けのポイントを説明します。 2020.11.26違い・使い分け
漢方薬の解説関節や筋肉のやや慢性化した痛みに【薏苡仁湯】の解説 薏苡仁湯(よくいにんとう)は、漢方的に言うと湿痺(風湿による痛みやしびれ)に対する処方。薏苡仁湯が効果的な関節や筋肉の痛みの状態、また副作用や注意点についての解説です。 2020.11.01漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【五積散の解説】~冷えのある腰痛などに使われる漢方薬~ 「五積」(=気・血・痰・食・寒などの様々な積滞)に対する方剤。特に水太り体型の高齢婦人の腰痛にはよく用いられます。配合される生薬の数がとても多くて、特徴が分かりにくい漢方薬ですが、基本的には、冷えがある人、冷えると症状が悪化する人に適しています。 2020.10.27漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬
漢方薬の解説【排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)】の解説 排膿散及湯とは、二つの方剤、排膿散(はいのうさん)と排膿湯(はいのうとう)が合わさったもの。排膿散・排膿湯、それぞれの特徴をまとめ、それらを合わせたことによる排膿散及湯の効果のポイントについて解説します。 2020.10.13漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬
漢方薬の解説【升麻葛根湯(しょうまかっこんとう)】の解説 「升麻葛根湯」という名前は一見「葛根湯」に升麻を加えたようなものにも感じられますが、違います。処方の主役が「升麻」と「葛根」の2つの生薬であるということで、麻疹(はしか)にも使用されていた方剤です。 2020.10.09漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬
漢方薬の解説【五淋散の解説】~膀胱炎のような排尿痛、残尿感などに使われる漢方薬~ 五淋散は泌尿器系の代表的な漢方薬です。市販薬の「ボーコレン」もこの五淋散。「淋」というのは水が滴る(したたる)ことを表していて、尿がポタポタと垂れ落ちる状態を意味します。つまりさまざまな原因による排尿異常を治すための漢方薬であるということです。 2020.10.03漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説風邪による頭痛、こめかみの痛みに【川芎茶調散】の解説 川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん) 頭痛専門というような漢方薬があります。それが川芎茶調散であり、とりあえず「何だか頭が痛い」といえばまずはこれ、という感じの漢方薬です。頭が痛くなるのは、片頭痛とか緊張型頭痛とか、はっきりした診断がで... 2020.09.25漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【立効散(りっこうさん)】の解説 立効散は主に虫歯の痛み、抜歯後の痛みなど、歯科系の痛みに対して使われている漢方薬。 医療用の立効散は歯医者さんでも処方されます。基本は頓服で使用。ただし、普通に服用してはいけません。立効散に配合される生薬と、効果的な飲み方について解説します。 2020.09.09漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説筋肉痛や関節痛などに【麻杏薏甘湯】の解説 麻杏薏甘湯は、関節痛や筋肉痛、しびれの漢方薬として知られますが、特に「湿邪」が原因で起こる痛みに用いられます。生薬の構成と効果のポイント、副作用や注意点について解説します。 2020.08.07漢方薬の解説痛みに使う漢方薬