陽(よう)
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↔陰(いん)。明るい、温暖、軽い、上昇、外向き、活動的、興奮、亢進といったものの象徴。
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陽気(ようき)
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人体の構成成分である「気」のことで
①陽の性質をもち、温める特性が強い「気」
②人体を構成する基本的物質[気・血・津液(水)・精]のうち、物質面をあらわしているときの血・津液・精は「陰液」と呼ぶのに対して、機能面をあらわすときの気を「陽気」という。
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陽虚(ようきょ)
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陽気が不足している状態。陰が相対的に強くなる。気虚の症状に加えて、陽虚による寒証(虚寒)がみられる。手足が冷える、寒がる、顔が青白い、疲れやすい、横になってじっとしたくなる、下痢をする。
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腰酸(ようさん)
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腰のだるさ。一般に腎虚(腎気不足)の症状のひとつ。
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陽証(ようしょう)
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①病状が、興奮性、動的、熱性、新陳代謝が亢進しているような状態。
②八綱弁証の、表証・熱証・実証は、陽証に統括される。
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養生訓(ようじょうくん)
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江戸時代の儒学者であり漢方医でもあった貝原益軒による、健康的な生活を送るための啓蒙書(1713)。いかにして長生きできるかという健康法は現代でも有益な内容であるし、若いころは貧窮の中で育ち病弱だったとされる益軒が85歳まで生き、亡くなる前年に(84歳で)書いたものということで説得力もある。
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養心安神薬(ようしんあんじんやく)
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滋潤したり虚を補ったりして精神を安定させる、主に植物性の生薬。酸棗仁や遠志など。参照⇒安神薬とは
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養血(ようけつ)
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⇒補血(ほけつ)
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陽旦湯(ようたんとう)
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桂枝湯の別称。陽旦とは夜明けの意味。『傷寒論』において桂枝湯は太陽病の初期に用いられる。
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陽明頭痛(ようめいずつう)
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前額部(おでこ)の頭痛。
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陽明病(ようめいびょう)
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六経弁証で、寒邪が裏に入り化熱し、裏実熱を呈する時期。主症状が高熱、悪熱、口渇、多飲、発汗、腹部膨満、便秘など。代表方剤が、白虎湯や白虎加人参湯、大承気湯など。
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吉益東洞(よしますとうどう)
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江戸中期、『傷寒論』『金匱要略』が日本国内でも普及することにより、『傷寒論』『金匱要略』の実践的な医学を重視する治療学(古方医学)が出現し、日本の医療の主流になる。その古方派の代表的な医師が吉益東洞である。日本漢方の特徴である腹診法を確立。「万病一毒説」を主張。著書には『類聚方』『薬徴』など。
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余瀝(よれき)
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尿の切れが悪い。排尿後にポタポタと漏れる。中気下陥や腎陽虚が考えられる。
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