漢方薬の解説【芍薬甘草附子湯】~冷えを伴う筋肉の痛みやけいれんに用いる漢方薬~ 芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)の解説ページです。芍薬甘草湯に附子を加えたもので、各種の痛みやけいれんがあって、とくに冷え症または冷えを伴っている場合に用いられる漢方薬です。効能効果、使用上の注意点などについて解説します。 2024.01.10漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
消化器系の漢方薬【半夏白朮天麻湯】~胃腸虚弱な人のめまいや頭痛に使われる漢方薬~ 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の解説ページです。胃腸虚弱と冷えがある人の、めまいや頭痛に用いられる漢方薬です。構成生薬の特徴と効能効果について説明しています。 2023.10.01消化器系の漢方薬めまいに使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬体質改善の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説【当帰湯】~冷えをともなう、腹痛や背部痛に用いられる漢方薬~ 当帰湯(とうきとう)の解説ページです。虚証向きで、冷え(冷感)をともなって、腹部のあたりに痛みが起こっている人に用いられる漢方薬です。構成生薬の特徴と効能効果、注意点などについて解説します。 2023.09.29漢方薬の解説痛みに使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説【安中散加茯苓(あんちゅうさんかぶくりょう)】 安中散加茯苓の解説 安中散加茯苓あんちゅうさんかぶくりょうは、安中散に茯苓を加えたもの。 医療用エキス製剤にはありませんが、市販の一般用医薬品では、安中散加茯苓が配合されていて「胃腸薬」として販売されている商品があります。 効能効... 2023.06.29漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬消化器系の漢方薬
かぜ(感冒)に使う漢方薬【桂枝人参湯】~胃腸が弱い人の下痢・腹痛、頭痛に用いられる漢方薬~ 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)の解説 桂枝人参湯けいしにんじんとうは、 人参湯に、桂枝(桂皮)を加えたものです。(桂枝湯に人参を加えたものではありません。) 身体の内部(消化器)と体表を同時に温める効果があります。 胃腸が弱い... 2023.06.24かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説【桂枝加朮附湯】の解説~関節痛・神経痛に用いられる漢方薬~ 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)の解説 桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうは 桂枝湯けいしとうに、蒼朮そうじゅつと附子ぶしを加えたもの。 急性または慢性の痛み(神経痛や関節痛)に用いられます。 漢方的には桂枝湯の証であ... 2023.06.04漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
腎虚で使われる漢方薬【真武湯(しんぶとう)】~身体を温め、水分代謝を改善する漢方薬~ 真武湯の解説 真武湯しんぶとうは、体力の低下があり、身体が冷えている人の、 下痢や腹痛、めまい、浮腫(むくみ)などの症状に用いられます。 新陳代謝を促進させて身体を温める附子や、 利水作用のような水分代謝を改善させる茯苓... 2023.04.03腎虚で使われる漢方薬漢方薬の解説冷えに使う漢方薬下痢に使う漢方薬めまいに使われる漢方薬
漢方薬の解説【当帰四逆加呉茱萸生姜湯】~しもやけや、冷えて下肢や腰、下腹部が痛むときの漢方薬~ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)の解説 当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。 とても長い名前の漢方薬ですが、 「当帰四逆湯とうきしぎゃくとう」に、「呉茱萸ごしゅゆ」... 2023.01.14漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
泌尿器系の漢方薬【牛車腎気丸】~体力の衰えによる腰痛、下半身のしびれ、脚のむくみ等に用いられる漢方薬~ 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)の解説 牛車腎気丸ごしゃじんきがんは、 八味地黄丸はちみじおうがん(別名:腎気丸)に、牛膝ごしつと車前子しゃぜんしという2つの生薬を加えたもの。 八味地黄丸を用いる症状があり、 かつ八味地黄... 2023.01.02泌尿器系の漢方薬漢方薬の解説痛みに使う漢方薬腎虚で使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能)【温裏薬】~附子・乾姜・桂皮/肉桂・丁子/丁香・呉茱萸・細辛・小茴香~ 7-(1) 温裏薬(おんりやく) 温裏薬に分類される各生薬の解説です。 ⇒温裏薬とは? 附子(ぶし) キンポウゲ科ハナトリカブトまたはオクトリカブトの塊根(の子根)を加工(減毒)したもの。加工ブシ。 【性味】辛 熱 ... 2021.12.14中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)温裏薬(おんりやく)の概念 7.温裏薬とは 温裏薬は、温性や熱性の性質をもち、裏寒証に用いる生薬です。 寒を散じる作用があるので「散寒薬」とも言います。 温裏薬の効能は大きく分けると2つあります。 一つは、裏(脾胃など)を温めること。 もう一つは、腎陽を... 2021.12.14中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説【温経湯】の解説~経絡をあたためるという漢方薬の効能とは~ 温経湯(うんけいとう)は、月経と関わりのある経絡を温め、気(き)と血(けつ)を十分に巡らせます。月経不順、不正出血、不妊症などに用いられ、また手のほてりや湿疹、皮膚炎にも応用されます。温経湯の作用の特徴や適する症状、注意点について解説します。 2020.11.16漢方薬の解説冷えに使う漢方薬皮膚の症状に使う漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説【五積散の解説】~冷えのある腰痛などに使われる漢方薬~ 「五積」(=気・血・痰・食・寒などの様々な積滞)に対する方剤。特に水太り体型の高齢婦人の腰痛にはよく用いられます。配合される生薬の数がとても多くて、特徴が分かりにくい漢方薬ですが、基本的には、冷えがある人、冷えると症状が悪化する人に適しています。 2020.10.27漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬
冷えに使う漢方薬温めるだけじゃない!「冷え」に使用する漢方薬の特徴とは 「冷え」の改善は漢方薬の得意分野です。それゆえ冷えの改善に効果がある漢方薬の種類も多く、それぞれどう違うのかが分かりにくいかもしれません。漢方薬による冷えの改善効果は、たんに体を温めるだけではありません。漢方薬の種類毎の温め方の特徴をご紹介します。 2020.09.12冷えに使う漢方薬