漢方薬の解説 【加味平胃散】~食べ過ぎによる胃もたれや胃痛などに用いる漢方薬~ 加味平胃散(かみへいいさん)の解説「平胃散へいいさん」に、消化を促進させる生薬(消導薬)が加えられている方剤です。もともと胃腸が弱いわけではない人が、暴飲暴食などによって胸やけ、胃痛、腹部膨満を起こしたり、または消化不良による下痢になったり... 2024.02.15 漢方薬の解説消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【半夏白朮天麻湯】~胃腸虚弱な人のめまいや頭痛に使われる漢方薬~ 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)の解説ページです。胃腸虚弱と冷えがある人の、めまいや頭痛に用いられる漢方薬です。構成生薬の特徴と効能効果について説明しています。 2023.10.01 漢方薬の解説消化器系の漢方薬めまいに使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬体質改善の漢方薬
消化器系の漢方薬 【啓脾湯】~胃腸虚弱な人の消化不良や下痢に用いられる漢方薬~ 啓脾湯(けいひとう)の解説啓脾湯けいひとうは、主として慢性的に下痢の傾向がある人に用いられている漢方薬です。構成生薬 白朮(ビャクジュツ)または蒼朮(ソウジュツ) 茯苓(ブクリョウ) 山薬(サンヤク) 人参(ニンジン) 蓮肉(レンニク) 山... 2023.07.01 消化器系の漢方薬漢方薬の解説下痢に使う漢方薬
婦人科の漢方薬 【香蘇散】~胃腸機能を高めつつ鬱々した気分を発散させる芳しい香りの漢方薬~ 香蘇散(こうそさん)の解説香蘇散こうそさんは胃腸が弱い人で、気分がすぐれず、憂鬱、精神不安などがあるもの、または、胃腸虚弱な人の軽いカゼに用いられています。配合されている生薬の中の、とくに芳香があり気をめぐらせる作用に優れる、香附子こうぶし... 2023.01.03 婦人科の漢方薬ストレスに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【黄連湯】~胃部の停滞感や重圧感、食欲不振のあるときの漢方薬~ 黄連湯(おうれんとう)の解説黄連湯おうれんとうは、胃痛、腹痛、胃部の重苦しさ、胸苦しさ、吐き気などの胃腸症状に使われます。主に急性胃炎のときのような症状です。配合されている生薬が半夏瀉心湯はんげしゃしんとうと類似していて同じような症状に使わ... 2023.01.01 漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬消化器系の漢方薬
吐き気に使う漢方薬 【柴苓湯(さいれいとう)】~小柴胡湯と五苓散を合方したもの~ 柴苓湯(さいれいとう)の解説構成生薬 柴胡(サイコ) 黄芩(オウゴン) 半夏(ハンゲ) 生姜(ショウガ) 大棗(タイソウ) 人参(ニンジン) 甘草(カンゾウ) 沢瀉(タクシャ) 猪苓(チョレイ) 茯苓(ブクリョウ) 白朮(ビャクジュツ)また... 2022.10.27 吐き気に使う漢方薬下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
中薬学(生薬の効能) 【消導薬】~山査子/山楂子・神曲/神麹・麦芽・萊菔子・鶏内金~ 9.消導薬(しょうどうやく)消導薬とは、主に食積内停証に用いられる薬です。消導(消化を促進する)、開胃(食欲を増進する)、和中(中焦の胃腸のはたらきを調整する)などの作用をもちます。「食べすぎ」て、消化されない飲食の積滞によって起こる、腹満... 2022.01.12 中薬学(生薬の効能)
違い・使い分け 食欲がないときの漢方薬【六君子湯】と【茯苓飲】の違いや使い分け 六君子湯(りっくんしとう)と茯苓飲(ぶくりょういん)はともに消化器系の症状に用いる代表的な漢方薬です。構成生薬は一見、非常によく似ていますが、使用目的には若干の違いがあります。使い分けのポイントを説明します。 2020.11.26 違い・使い分け
漢方薬の解説 【平胃散】の解説~食べすぎ飲みすぎによる胃もたれ時の漢方薬~ 平胃散(へいいさん)の解説ページです。胃腸の機能を整える漢方薬でとくに不消化物による食後のもたれや膨満感、食後の下痢、げっぷや呑酸に用いられる漢方薬です。構成生薬の特徴、効能効果、四君子湯との違い、副作用や注意点について解説します。 2020.06.25 漢方薬の解説消化器系の漢方薬
気虚に使われる漢方薬 【清暑益気湯(せいしょえっきとう)の解説】 清暑益気湯は、暑さを清めて元気を益す(増す)という名前があるように夏バテ対策の漢方薬として知られています。清暑益気湯の効果を、ベースになっている生脈散(しょうみゃくさん)と、これと構成生薬が似ている補中益気湯との違いとともに解説します。 2020.06.03 気虚に使われる漢方薬違い・使い分け漢方薬の解説
ストレスに使う漢方薬 【逍遙散(しょうようさん)】の解説 逍遙散の「逍遙」とは?逍遙散の名前の意味について。逍遙とは、あちこちフラフラと歩き回る様子のことなので、「逍遙は、訴える症状が様々で、話す悩みの内容が毎回コロコロと変わるような人に使うといい方剤」と説明されることがあります。しかしもう一つ別... 2020.05.02 ストレスに使う漢方薬漢方薬の解説婦人科の漢方薬
漢方薬の解説 【小柴胡湯】の解説~臓器の機能のバランスを調整する和解剤の基本処方~ 急性疾患から慢性疾患、ストレス性の症状まで幅広く用いられる小柴胡湯(しょうさいことう)。他の漢方薬ともよく併用されます。少陽病の典型的な症状である往来感熱や胸脇苦満など、使用のポイントや注意点について漢方的に詳しく分かりやすく解説します。 2020.03.02 漢方薬の解説ストレスに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬
漢方薬の解説 【安中散】の解説~ストレスやお腹の冷えによる胃痛や腹痛時の漢方薬~ 安中散(あんちゅうさん)は、中(お腹)を安(案)ずる、お腹の痛みを安らかにするという意味の漢方薬。冷えによる腹痛(または生理痛)やストレス性の胃痛に用いられています。構成生薬とその効果の特徴、適応症、注意点などを詳しく解説します。 2019.10.01 漢方薬の解説ストレスに使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【四君子湯】の解説~胃腸虚弱や食欲不振に用いる補気の基本方剤~ 四君子湯(しくんしとう)の解説ページです。消化吸収機能を高めて気を補う効果があります。胃腸虚弱な人で、食欲がない、胃がもたれる、または疲れやすい、顔色がわるいなどに用いられる漢方薬です。構成生薬、適応症状、飲み方について解説します。 2019.09.30 漢方薬の解説消化器系の漢方薬気虚に使われる漢方薬