関節痛

漢方薬の解説

【大防風湯】の解説~慢性の膝関節痛に用いられる漢方薬~

大防風湯(だいぼうふうとう)の解説 大防風湯だいぼうふうとうは、おもに慢性の関節痛(とくに膝)に用いられています。 気血を補う生薬がベースに配合されており、体力の衰えた高齢者、やせている方、虚弱な方に適した漢方薬です。 倦怠感...
冷えに使う漢方薬

【桂枝加朮附湯】の解説~関節痛・神経痛に用いられる漢方薬~

桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)の解説 桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうは 桂枝湯けいしとうに、蒼朮そうじゅつと附子ぶしを加えたもの。 急性または慢性の痛み(神経痛や関節痛)に用いられます。 漢方的には桂枝湯の証であ...
漢方薬の解説

【桂枝加苓朮附湯】~桂枝加朮附湯に茯苓を加えたもの~

桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう) おもに神経痛や関節痛に用いられる漢方薬です。 構成生薬 桂皮(ケイヒ)または桂枝(ケイシ) 芍薬(シャクヤク) 甘草(カンゾウ) 大棗(タイソウ) 生姜...
漢方薬の解説

【越婢加朮湯】~むくみや熱感のある、関節痛やアレルギー疾患に用いる漢方薬~

越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)の解説 越婢加朮湯えっぴかじゅつとうは、 浮腫(むくみ)をひかせる作用と 炎症や熱感をおさえる作用をもつ漢方薬で、 腫はれのある関節痛や、むくみが出ているアレルギー疾患などに用いられます。 ...
中薬学(生薬の効能)

【袪風湿強筋骨薬】~桑寄生・五加皮~

4-(3)  袪風湿強筋骨薬(きょふうしつきょうきんこつやく) 袪風湿強筋骨薬は、風湿の邪をとりながら、筋骨を強める作用もある薬です。 湿邪の特徴のひとつが粘滞性で、慢性化するとなかなか治りにくくなるものです。 筋骨に侵入した...
中薬学(生薬の効能)

【袪風湿清熱薬】~秦艽・防已・豨薟草・桑枝~

4-(2) 袪風湿清熱薬(きょふうしつせいねつやく) 袪風湿清熱薬は、袪風湿薬のなかで、特に熱痺があるときに用いることができる薬です。 風邪+湿邪+熱邪の風湿熱痺証です。 関節が赤くなったり、腫れたり、熱感があったりして、痛いなどの症...
中薬学(生薬の効能)

【袪風湿散寒薬】~独活・威霊仙・木瓜・徐長卿~

4-(1)  袪風湿散寒薬(きょふうしつさんかんやく) 袪風湿散寒薬は、袪風湿薬のなかで、特に風寒湿痺証に適している薬です。 独活(どくかつ/どっかつ) ウコギ科ウドの根茎 ※次の類似生薬とは区別されています。 ・ウコ...
中薬学(生薬の効能)

袪風湿薬(きょふうしつやく)の概念

袪風湿薬は、風湿の邪気を排除する効能をもち、主に痺証(ひしょう)という症状を改善するために用いられます。痺証の特徴、それに対応させる袪風湿薬の使い方について。
タイトルとURLをコピーしました