漢方薬の解説 【大防風湯】の解説~慢性の膝関節痛に用いられる漢方薬~ 大防風湯(だいぼうふうとう)の解説大防風湯だいぼうふうとうは、おもに慢性の関節痛(とくに膝)に用いられています。気血を補う生薬がベースに配合されており、体力の衰えた高齢者、やせている方、虚弱な方に適した漢方薬です。倦怠感、冷え、栄養不良をと... 2023.06.30 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬血虚で使われる漢方薬腎虚で使われる漢方薬体質改善の漢方薬
漢方薬の解説 【桂枝加朮附湯】の解説~関節痛・神経痛に用いられる漢方薬~ 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)の解説桂枝加朮附湯けいしかじゅつぶとうは桂枝湯けいしとうに、蒼朮そうじゅつと附子ぶしを加えたもの。急性または慢性の痛み(神経痛や関節痛)に用いられます。漢方的には桂枝湯の証である表寒・表虚に、寒湿をともな... 2023.06.04 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説 【桂枝加苓朮附湯】~桂枝加朮附湯に茯苓を加えたもの~ 桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)おもに神経痛や関節痛に用いられる漢方薬です。構成生薬 桂皮(ケイヒ)または桂枝(ケイシ) 芍薬(シャクヤク) 甘草(カンゾウ) 大棗(タイソウ) 生姜(ショウキョウ) 茯苓(ブクリョウ) 蒼朮(ソ... 2023.02.11 漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
皮膚の症状に使う漢方薬 【越婢加朮湯】~むくみや熱感のある、関節痛やアレルギー疾患に用いる漢方薬~ 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)の解説越婢加朮湯えっぴかじゅつとうは、浮腫(むくみ)をひかせる作用と炎症や熱感をおさえる作用をもつ漢方薬で、腫はれのある関節痛や、むくみが出ているアレルギー疾患などに用いられます。実証向きで、一般には急性期に... 2022.12.23 皮膚の症状に使う漢方薬漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
中薬学(生薬の効能) 【袪風湿強筋骨薬】~桑寄生・五加皮~ 4-(3) 袪風湿強筋骨薬(きょふうしつきょうきんこつやく)袪風湿強筋骨薬は、風湿の邪をとりながら、筋骨を強める作用もある薬です。湿邪の特徴のひとつが粘滞性で、慢性化するとなかなか治りにくくなるものです。筋骨に侵入した風湿の邪による慢性的... 2021.10.20 中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能) 【袪風湿清熱薬】~秦艽・防已・豨薟草・桑枝~ 4-(2) 袪風湿清熱薬(きょふうしつせいねつやく)袪風湿清熱薬は、袪風湿薬のなかで、特に熱痺があるときに用いることができる薬です。風邪+湿邪+熱邪の風湿熱痺証です。関節が赤くなったり、腫れたり、熱感があったりして、痛いなどの症状に適してい... 2021.10.19 中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能) 【袪風湿散寒薬】~独活・威霊仙・木瓜・徐長卿~ 4-(1) 袪風湿散寒薬(きょふうしつさんかんやく)袪風湿散寒薬は、袪風湿薬のなかで、特に風寒湿痺証に適している薬です。独活(どくかつ/どっかつ)ウコギ科ウドの根茎※次の類似生薬とは区別されています。・ウコギ科ウドの根⇒和羌活(かつての羌... 2021.10.18 中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能) 袪風湿薬(きょふうしつやく)の概念 袪風湿薬は、風湿の邪気を排除する効能をもち、主に痺証(ひしょう)という症状を改善するために用いられます。痺証の特徴、それに対応させる袪風湿薬の使い方について。 2021.10.06 中薬学(生薬の効能)