半夏

漢方薬の解説

【大半夏湯】の解説~食べると吐いてしまうときの漢方薬~

大半夏湯(だいはんげとう)の解説ページ。胃腸がよわくみぞおちにつかえがあり、食べたものを吐いてしまう場合に用いられる漢方薬です。生薬の特徴からその効能効果について解説します。
漢方薬の解説

【二陳湯】の解説~悪心や嘔吐、胃部の不快感に用いられる漢方薬~

二陳湯(にちんとう)の解説 二陳湯にちんとうは、痰飲たんいん(痰湿たんしつ)を治す基本方剤です。 痰飲とは、「人体のなんらかの代謝の異常によって、水(津液)が停滞して溜まっている状態」のこと。 中医学的には「脾は生痰の源」「肺...
漢方薬の解説

【茯苓飲加半夏(ぶくりょういんかはんげ)】

茯苓飲加半夏 茯苓飲ぶくりょういんに半夏を加えたものです。 出典 『類聚方広義』 (茯苓飲の原典は『金匱要略』) 生薬の構成 当然ながら茯苓飲の構成生薬+半夏という...
中薬学(生薬の効能)

【温化寒痰薬】~半夏・天南星・白附子・白芥子~

13-(1) 温化寒痰薬(おんかかんたんやく) 半夏(はんげ) サトイモ科カラスビシャクのコルク層を除いた塊茎 【性味】辛 温 【帰経】脾 胃 肺 【効能】燥湿化痰 降逆止嘔 消痞散結 ①燥湿化痰 湿を乾かし、痰を化す...
吐き気に使う漢方薬

【半夏(ハンゲ)】を含む、吐き気に効果のある漢方薬のまとめ

半夏(ハンゲ)は、サトイモ科、カラスビシャクのコルク層を除いた塊茎。水滞によって起こる悪心・嘔吐を治す代表的な薬であり、吐き気に効果のある漢方薬によく(生姜とペアで)配合されています。半夏が配合される代表的な漢方薬についてまとめました。
漢方薬の解説

【麦門冬湯】の解説~長引く乾いた咳に用いる漢方薬~

麦門冬湯(ばくもんどうとう)の解説ページです。ノドの粘膜の乾燥を潤す効果があるため、長引く乾いた咳や、痰が切れずにつよく咳き込んでしまうときによく用いられる漢方薬です。配合生薬の特徴と効能、効果的な使い方について解説します。
漢方薬の解説

【半夏瀉心湯】~みぞおちのつかえを取り除いてスッキリさせる漢方薬~

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)の解説ページです。瀉心とは上腹部(みぞおち)のつかえを取り除くことで、つかえ感を伴う消化器症状に広く用いられる漢方薬です。構成生薬のはたらき、使用のポイント、飲み方、含嗽療法等について解説します。
漢方薬の解説

【小青竜湯】の解説~水っぽいサラサラの鼻水や痰が出るときの漢方薬~

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)の解説ページです。体が冷えた時やアレルギーなどで、気道など粘膜から「水っぽくて色が薄い」痰や鼻水がたくさん出るときに使う漢方薬です。効能効果、使用のポイント、副作用と注意点などについて、まとめて解説いたします。
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【小半夏加茯苓湯】の解説~漢方薬で吐き気を抑える効果的な使い方~

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)の解説ページです。嘔気・嘔吐に対して用いられる漢方薬の中でもっとも基本的なもので、つわりや乗り物酔いなど、いろいろな吐き気に用いられます。効果的な服用方法、配合されている生薬のはたらきなど、詳しく解説します。
漢方薬の解説

【六君子湯】の解説~食欲不振などの胃腸症状に用いる漢方薬~

六君子湯(りっくんしとう)の解説ページです。六君子湯は、食欲不振や胃もたれなどがある、胃腸がよわい人のための漢方薬です。六君子湯の効能効果、四君子湯との違い、副作用や注意点などについて詳しく解説します。
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【半夏厚朴湯】~ストレスなどで乱れた気の巡りを正常化する漢方薬~

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の解説ページです。気うつを治す理気剤の代表的な漢方薬です。 性格的には神経質・几帳面な方で、とくに喉に何かがつかえているような感じがあるときに用いられます。適応する症状や、副作用・注意点について解説します。
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