漢方薬の解説 【大半夏湯】の解説~食べると吐いてしまうときの漢方薬~ 大半夏湯(だいはんげとう)の解説ページ。胃腸がよわくみぞおちにつかえがあり、食べたものを吐いてしまう場合に用いられる漢方薬です。生薬の特徴からその効能効果について解説します。 2024.01.23 漢方薬の解説吐き気に使う漢方薬
痛みに使う漢方薬 【当帰湯】~冷えをともなう、腹痛や背部痛に用いられる漢方薬~ 当帰湯(とうきとう)の解説ページです。虚証向きで、冷え(冷感)をともなって、腹部のあたりに痛みが起こっている人に用いられる漢方薬です。構成生薬の特徴と効能効果、注意点などについて解説します。 2023.09.29 痛みに使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【啓脾湯】~胃腸虚弱な人の消化不良や下痢に用いられる漢方薬~ 啓脾湯(けいひとう)の解説啓脾湯けいひとうは、主として慢性的に下痢の傾向がある人に用いられている漢方薬です。構成生薬 白朮(ビャクジュツ)または蒼朮(ソウジュツ) 茯苓(ブクリョウ) 山薬(サンヤク) 人参(ニンジン) 蓮肉(レンニク) 山... 2023.07.01 漢方薬の解説下痢に使う漢方薬消化器系の漢方薬
痛みに使う漢方薬 【桂枝人参湯】~胃腸が弱い人の下痢・腹痛、頭痛に用いられる漢方薬~ 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)の解説桂枝人参湯けいしにんじんとうは、人参湯に、桂枝(桂皮)を加えたものです。(桂枝湯に人参を加えたものではありません。)身体の内部(消化器)と体表を同時に温める効果があります。胃腸が弱い人、お腹が冷えると下... 2023.06.24 痛みに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【木防已湯】~動悸や息切れ、むくみや排尿困難に用いられる漢方薬~ 木防已湯(もくぼういとう)の解説木防已湯もくぼういとうは、浮腫などの水の滞りを改善させる防已(ボウイ)を主薬とする利水剤りすいざいのひとつで、とくに、胸部の水を取り除くのに用いられる漢方薬です。構成生薬 防已(ボウイ)※1 石膏(セッコウ)... 2023.06.19 漢方薬の解説
中薬学(生薬の効能) 【補気薬】~人参・党参・黄耆・白朮・山薬・甘草・大棗・膠飴・扁豆~ 17-(1) 補気薬(ほきやく)補気薬とは、気を補って気虚ききょを改善するのに用いる生薬です。益気薬えっきやくとも言います。気虚は、気の量の不足、あるいは気の作用の不足ですので、臓腑の機能の低下や、抵抗力の減退などによる症状があらわれやすく... 2022.05.27 中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説 【炙甘草湯】の解説~動悸や息切れに用いられる漢方薬~ 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は、動悸・息切れに対する代表的な漢方薬です。のどの痛みに用いられる甘草湯(かんぞうとう)とは全く異なるものです。炙甘草と甘草の違い、炙甘草湯の動悸や息切れに対する効果、副作用や注意点について解説します。 2021.02.04 漢方薬の解説
漢方薬の解説 【清心蓮子飲】の解説~排尿に関する不定愁訴に使われる漢方薬~ 清心蓮子飲(せいしんれんしいん)は頻尿・残尿感・排尿痛などの排尿トラブルに用いられる虚証向きの漢方薬。方剤の名前は「心」の熱を「清」する作用をもった漢方薬であることを表しています。これがなぜ泌尿器系の症状に使えるのか、蓮子の作用とともに解説します。 2021.01.23 漢方薬の解説泌尿器系の漢方薬
漢方薬の解説 【茯苓飲】の解説~胸やけ、げっぷ、胃もたれに用いる漢方薬~ 茯苓飲(ぶくりょういん)の解説ページです。不消化の飲食物が胃に留まっていたり、酸性の胃液が喉まで上がってくる、逆流性食道炎などに使われる漢方薬です。構成生薬の特徴と効果、西洋薬の逆流性食道炎の薬との作用の違いについて解説します。 2020.11.22 漢方薬の解説消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【参蘇飲】の解説~胃ぐすりを兼ねたカゼ薬といわれる漢方薬~ 参蘇飲(じんそいん)の解説ページです。胃腸が弱い・元気がない・疲れやすい・食欲がない、などの人の感冒(カゼ)に用いられる、胃薬を兼ねた漢方薬です。参蘇飲の効果のポイントを、構成生薬の特徴とともに解説します。 2020.09.19 漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【白虎加人参湯】の解説~冷やしながら渇きを潤す漢方薬~ 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)の解説ページです。生薬はすべて体内の水分を保持し潤し口渇を止めるもので構成され、熱中症のときのような渇きとほてりがある場合に用いられる漢方薬です。白虎加人参湯を使える症状、使用時の注意点について解説します。 2020.06.08 漢方薬の解説
違い・使い分け 【清暑益気湯(せいしょえっきとう)の解説】 清暑益気湯は、暑さを清めて元気を益す(増す)という名前があるように夏バテ対策の漢方薬として知られています。清暑益気湯の効果を、ベースになっている生脈散(しょうみゃくさん)と、これと構成生薬が似ている補中益気湯との違いとともに解説します。 2020.06.03 違い・使い分け漢方薬の解説気虚に使われる漢方薬
生薬の話 103回薬剤師国家試験から、生薬に関する問題の解説 平成30年2月の、103回薬剤師国家試験から、生薬の問題とその解説です。問 109 生薬の基原と用途に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。キョウニン及びトウニンは、いずれもバラ科植物の種子を基原とし、駆瘀血薬として用いる。トウキ... 2020.05.03 生薬の話
生薬の話 第101回薬剤師国家試験から、生薬についての問題の解説 問題生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 トウニンは、エビスグサの種子由来の生薬で、駆瘀血薬として用いられる。 ニンジンは、オタネニンジンの根由来の生薬で、補気薬として用いられる。 トウキは、トウキまたはホッカイトウキの根由... 2020.05.02 生薬の話
漢方薬の解説 【麦門冬湯】の解説~長引く乾いた咳に用いる漢方薬~ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)の解説ページです。ノドの粘膜の乾燥を潤す効果があるため、長引く乾いた咳や、痰が切れずにつよく咳き込んでしまうときによく用いられる漢方薬です。配合生薬の特徴と効能、効果的な使い方について解説します。 2020.02.27 漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬咳に使われる漢方薬