柴胡

中薬学(生薬の効能)

【辛涼解表薬】~薄荷・牛蒡子・桑葉・菊花・淡豆豉・葛根・柴胡・升麻~

漢方薬に使用される生薬で「辛涼解表薬(しんりょうげひょうやく)」に分類される生薬の解説ページです。薄荷・桑葉・菊花・葛根・柴胡・升麻など、各生薬の効能の特徴や注意点、応用についてまとめています。
漢方薬の解説

【帰脾湯】と【加味帰脾湯】~胃腸虚弱の方の不眠に使われる漢方薬~

弱っている脾(胃腸)のはたらきを回復させるという意味の「帰脾湯」と、それに柴胡と山梔子が加味された「加味帰脾湯」。胃腸が弱く体力がない方の、不眠や精神不安などに用いられる漢方薬です。配合される生薬の特徴と作用のポイント、注意点を解説します。
漢方薬の解説

【神秘湯】の解説~ストレスで悪化しやすい咳や喘息に用いる漢方薬~

神秘湯(しんぴとう)解説ページです。気を巡らせながら咳を止める効果がある漢方薬で、精神的要素に関連する咳、不安症状が強い方の慢性の咳に使われます。漢方薬生薬の構成の特徴と効果、使用上の注意点を解説します。特に麻黄の配合量が多い点は注意が必要です。
違い・使い分け

柴胡剤の、実証向きか虚証向きかの目安

柴胡と黄芩の2つを主薬として配合しているいわゆる柴胡剤(さいこざい)を使うにあたって、いわゆる実証~虚証に応じてどの柴胡剤を選ぶべきかの目安があります。生薬の構成をみれば理解できますので解説します。
漢方薬の解説

【竹筎温胆湯】の解説~痰がからんで眠れないときの漢方薬~

竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)は、 カゼなどの熱が下がったあとも咳や痰が続き、安眠できないものに用いられる漢方薬です。 特に高齢者や体力の低下している人に使われることが多いです。配合されている生薬とその効果を解説します。
違い・使い分け

生薬構成がよく似ている【半夏瀉心湯】と【小柴胡湯】の効能が全く違う理由~

「半夏瀉心湯」(はんげしゃしんとう)と「小柴胡湯」(しょうさいことう)全然異なる病態に使われる方剤と思えて実は、構成生薬は非常に似ています。なぜ似ているのか、その違いは?
漢方薬の解説

【四逆散(しぎゃくさん)】の解説

精神的ストレスによる不調に使われる基本方剤 四逆散しぎゃくさんの「四逆」とは、、、 体内には熱やほてり(または炎症)があるのに、四肢ししは逆に冷えている状態を指します。 四肢の末端の冷え、つまり手足の冷えを表します。 四...
ストレスに使う漢方薬

【大柴胡湯(だいさいことう)】の解説

大柴胡湯(だいさいことう)の解説です。精神的ストレスでイライラと怒りっぽく、便秘傾向で、上腹部や胸のあたりの苦しさがあるような人に適します。ダイエット目的で使われていることもありますが、実証向けの漢方薬ですので注意して使ってください。
漢方薬の解説

【乙字湯】の解説~キレ痔やイボ痔の人のための漢方薬~

乙字湯(おつじとう)の解説ページ。江戸時代の日本で脱肛・痔核に対してつくられた漢方薬です。症状の激しくない軽度な痔に広く用いられています。乙字湯のキレ痔、イボ痔に対する効果について、特徴や副作用など注意点とともに解説します。
タイトルとURLをコピーしました