血虚で使われる漢方薬 【帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)】の解説 帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)の解説ページです。小建中湯に当帰と黄耆を加えたもので、虚弱体質の改善、病後や術後の体力回復、ねあせ、化膿性皮膚疾患に用いられる漢方薬です。配合される生薬のはたらき、効能効果、使用のポイントについて解説します。 2023.12.30 血虚で使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬体質改善の漢方薬漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬
漢方薬の解説 【温清飲】の解説~カサカサして痒みがある皮膚疾患の漢方薬~ 温清飲(うんせいいん)の解説温清飲うんせいいんは、四物湯しもつとうと黄連解毒湯おうれんげどくとうを合わせたものです。温清・・飲の名前で言えば、四物湯が「温」、黄連解毒湯が「清」を担っています。四物湯は、血虚証けっきょしょうに用いられる補血剤... 2023.08.29 漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説 【女神散】~女性ののぼせ、イライラ、精神不安に用いられる漢方薬~ 女神散(にょしんさん)の解説女神散にょしんさんは、日本で生まれた漢方薬です。歴史的には室町時代の金瘡(刀傷)の薬に由来します。戦による出血に使われていた薬です。(当時は女神散というような名前はなかった)時代とともに、中身の生薬が少しずつ変わ... 2023.08.26 漢方薬の解説婦人科の漢方薬めまいに使われる漢方薬
漢方薬の解説 【消風散】~ジュクジュクした皮膚疾患などに用いられる漢方薬~ 消風散(しょうふうさん)の解説消風散しょうふうさんは、皮膚疾患によく用いられていて、とくに慢性の湿疹、分泌物が多い湿疹といえばまず消風散、というくらい代表的な漢方薬です。消風散が使われる皮膚の状態は、次のような特徴があるものです。 かゆみが... 2023.07.13 漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬
冷えに使う漢方薬 【当帰四逆加呉茱萸生姜湯】~しもやけや、冷えて下肢や腰、下腹部が痛むときの漢方薬~ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)の解説当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう。とても長い名前の漢方薬ですが、「当帰四逆湯とうきしぎゃくとう」に、「呉茱萸ごしゅゆ」と「生姜しょうきょう... 2023.01.14 冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【当帰建中湯】~血虚をともなう下腹部痛に用いる漢方薬~ 当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)の解説当帰建中湯とうきけんちゅうとうは、「桂枝加芍薬湯けいしかしゃくやくとう」(または「小建中湯しょうけんちゅうとう」)に、補血薬ほけつやくである当帰とうきを加えたものです。桂枝加芍薬湯や小建中湯が適するよ... 2022.12.23 漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬消化器系の漢方薬
漢方薬の解説 【連珠飲】~四物湯と苓桂朮甘湯を合方したもの~ 連珠飲(れんじゅいん)構成生薬 当帰(トウキ) 白朮(ビャクジュツ) 芍薬(シャクヤク) 川芎(センキュウ) 地黄(ジオウ) 茯苓(ブクリョウ) 桂皮(ケイヒ) 甘草(カンゾウ)効能効果体力中等度又はやや虚弱で、ときにのぼせ、ふらつきがある... 2022.10.07 漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬めまいに使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能) 【補血薬】~当帰・熟地黄・何首烏・白芍・阿膠・竜眼肉~ 17-(3) 補血薬(ほけつやく)血(けつ)を補い、主に血虚証を改善するのに用いる生薬を、補血薬といいます。一般に血虚の症状としては 顔色につやがない、唇や爪が蒼白(白っぽい)、頭のふらつき、目がかすむ等…[血虚一般] 動悸、不眠、不安、夢... 2022.06.20 中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説 【温経湯】の解説~経絡をあたためるという漢方薬の効能とは~ 温経湯(うんけいとう)は、月経と関わりのある経絡を温め、気(き)と血(けつ)を十分に巡らせます。月経不順、不正出血、不妊症などに用いられ、また手のほてりや湿疹、皮膚炎にも応用されます。温経湯の作用の特徴や適する症状、注意点について解説します。 2020.11.16 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬皮膚の症状に使う漢方薬婦人科の漢方薬
違い・使い分け 【麻子仁丸】と【潤腸湯】の違い 慢性の便秘・便が硬くて出ない便秘・高齢者の便秘などには、潤腸湯(じゅんちょうとう)や麻子仁丸(ましにんがん)が有効とされています。では、ではこの二つの漢方薬はどのような作用で便秘に効いてくれるのか、そしてどういう違いがあるのかについてまとめます。 2020.11.15 違い・使い分け便秘に使う漢方薬
漢方薬の解説 【薏苡仁湯】~関節や筋肉のやや慢性化した痛みに用いる漢方薬~ 薏苡仁湯(よくいにんとう)の解説ページです。やや慢性化した、しびれや関節の痛みに用いる漢方薬です。イボなどの皮膚の症状に使われる「ヨクイニン(はとむぎ)」などとは異なる漢方方剤です。効能効果のポイント、副作用や注意点について解説します。 2020.11.01 漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
漢方薬の解説 【五積散の解説】~冷えのある腰痛などに使われる漢方薬~ 「五積」(=気・血・痰・食・寒などの様々な積滞)に対する方剤。特に水太り体型の高齢婦人の腰痛にはよく用いられます。配合される生薬の数がとても多くて、特徴が分かりにくい漢方薬ですが、基本的には、冷えがある人、冷えると症状が悪化する人に適しています。 2020.10.27 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬痛みに使う漢方薬かぜ(感冒)に使う漢方薬
漢方薬の解説 【当帰芍薬散】の解説~補血と利水の効果を合わせた漢方薬~ 当帰芍薬散の解説ページです。「血」の不足を補う作用があり、冷え症で貧血ぎみの女性によく使われています。女性用の漢方薬のイメージが強いですが、男性にも用いられますし、非常に適応範囲の広い方剤です。効能効果、使用時の注意点などを解説します。 2020.10.07 漢方薬の解説冷えに使う漢方薬血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
泌尿器系の漢方薬 【五淋散】~膀胱炎のような排尿痛、残尿感などに使われる漢方薬~ 五淋散(ごりんさん)の解説ページ。さまざまな原因による排尿異常に用いられる泌尿器系の代表的な漢方薬です。構成生薬の特徴、効能効果、使用時の注意点などについて解説します。 2020.10.03 泌尿器系の漢方薬漢方薬の解説
漢方薬の解説 【十全大補湯】の解説~気と血を両方補う漢方薬~ 三大補剤(補中益気湯・十全大補湯・人参養栄湯)のひとつ。十全大補湯は、気虚と血虚をともに改善したいときの漢方薬で、体力が著しく消耗している状態のときに使います。十全大補湯の効果や副作用、使用のポイントについて。 2020.05.19 漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬