養生法【鉄欠乏性貧血】治療と対策~食事・鉄剤・漢方薬~ 鉄欠乏性貧血とは 貧血のなかでもっとも頻度の高いのが、鉄欠乏性貧血です。 【貧血とは】 血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビン(Hb)の濃度が低くなった状態。 鉄欠乏性貧血は、 その体内で酸素を運搬する赤血... 2023.05.23養生法症状別
漢方薬の解説【当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)】の解説 ~血虚をともなう下腹部痛に用いる漢方薬~ 当帰建中湯とうきけんちゅうとうは、 「桂枝加芍薬湯けいしかしゃくやくとう」(または「小建中湯しょうけんちゅうとう」)に、補血薬ほけつやくである当帰とうきを加えたものです。 桂枝加芍薬湯... 2022.12.23漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬消化器系の漢方薬
中薬学(生薬の効能)【補血薬】~当帰・熟地黄・何首烏・白芍・阿膠・竜眼肉~ 17-(3) 補血薬(ほけつやく) 血(けつ)を補い、主に血虚証を改善するのに用いる生薬を、補血薬といいます。 一般に血虚の症状としては 顔色につやがない、唇や爪が蒼白(白っぽい)、頭のふらつき、目がかすむ等…[血虚一般]... 2022.06.20中薬学(生薬の効能)
中薬学(生薬の効能)補虚薬(ほきょやく)の概念 17.補虚薬 補虚薬とは、虚(=足りていないもの、弱いもの)を補う薬で、 正気を補う、体質を改善させる、病気に対する抵抗力を増強させるといった、虚弱状態の改善のため、いわゆる虚証に用いられる生薬のグループです。 補虚薬はまた状... 2022.05.17中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説【帰脾湯】と【加味帰脾湯】の解説 弱っている脾(胃腸)のはたらきを回復させるという意味の「帰脾湯」と、それに柴胡と山梔子が加味された「加味帰脾湯」。胃腸が弱く体力がない方の、不眠や精神不安などに用いられる漢方薬です。配合される生薬の特徴と作用のポイント、注意点を解説します。 2021.01.16漢方薬の解説不眠に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬
漢方薬の解説【温経湯(うんけいとう)】の解説 温経湯(うんけいとう)は、月経と関わりのある経絡を温め、気(き)と血(けつ)を十分に巡らせます。月経不順、不正出血、不妊症などに用いられ、また手のほてりや湿疹、皮膚炎にも応用されます。温経湯の作用の特徴や適する症状、注意点について解説します。 2020.11.16漢方薬の解説冷えに使う漢方薬皮膚の症状に使う漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説【当帰飲子(とうきいんし)】の解説 ~乾燥肌の皮膚のかゆみに用いる漢方薬~ 当帰飲子とうきいんしは、「血虚けっきょ」にともなって発生する「かゆみ」に用いる漢方薬です。漢方的には血虚生風けっきょせいふうに対する方剤とされます。血虚証に用いる四物湯しもつとうをベ... 2020.09.11漢方薬の解説皮膚の症状に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬
漢方薬の解説【人参養栄湯の解説】~十全大補湯との違い~ 人参養栄湯(にんじんようえいとう)は、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)ととても似ている漢方薬です。人参養栄湯は、気虚+血虚+冷え(虚寒)がある「十全大補湯」の適する症状で、さらに痰や咳などの呼吸器の症状または、不眠・不安などの精神的な症状が伴ってみられるときに用いられます 2020.06.22漢方薬の解説
漢方薬の解説【十全大補湯の解説】~気と血を両方補う漢方薬~ 三大補剤(補中益気湯・十全大補湯・人参養栄湯)のひとつ。十全大補湯は、気虚と血虚をともに改善したいときの漢方薬で、体力が著しく消耗している状態のときに使います。十全大補湯の効果や副作用、使用のポイントについて。 2020.05.19漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬気虚に使われる漢方薬
漢方薬の解説不正出血や月経過多などに【芎帰膠艾湯】~補血と止血の効果をもつ漢方薬~ 芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)は補血と止血の作用のある漢方薬で、女性の不正出血や、月経過多、あるいは痔出血などに使われます。配合されている生薬とそのはたらきについてまとめ、作用の特徴や注意点を解説します。 2020.05.06漢方薬の解説冷えに使う漢方薬血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
漢方薬の解説【潤腸湯(じゅんちょうとう)】の解説 潤腸湯(じゅんちょうとう)は便がとても硬いコロコロの便で、硬くて出ないといった便秘に用いられます。 便が乾燥しているだけでなく全身状態をみても体液(潤い)が不足しているような特に高齢者に多い頑固な便秘です。 潤腸湯に配合される生薬と、効果の特徴、注意点について解説します。 2019.09.20漢方薬の解説便秘に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬
漢方薬の解説【酸棗仁湯(さんそうにんとう)】の解説 ~眠れないときに用いられる漢方薬~ 酸棗仁湯さんそうにんとうは、おもに不眠に用いられる漢方薬です。別名:酸棗湯(さんそうとう) ただし不眠といっても、酸棗仁湯が適する不眠は ・体力や気力が消耗していて眠れない ・疲れているの... 2019.09.17漢方薬の解説不眠に使う漢方薬
漢方薬の解説【四物湯(しもつとう)】の解説 四物湯(しもつとう)は補血の基本方剤であり、調経(月経を調える)の基本処方としても使われます。補血剤なので「血虚」に用いられますが、東洋医学的な「血虚」と西洋医学的な「貧血」は異なります。四物湯の補血作用の特徴と効能、注意点について解説します。 2019.09.15漢方薬の解説血虚で使われる漢方薬婦人科の漢方薬