中薬学(生薬の効能)【辛温解表薬】~麻黄・桂枝・蘇葉・荊芥・防風・辛夷・蒼耳子・生姜・香薷・羌活・藁本・白芷~ 1-(1) 辛温解表薬(しんおんげひょうやく) 辛温解表薬は、解表薬げひょうやくのうち、主に外感風寒表証がいかんふうかんひょうしょうに用いる生薬です。 (解表とは、体の表にある邪気を発汗によって追い出し、表証ひょうしょうを改善するこ... 2021.08.13中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説【桃核承気湯(とうかくじょうきとう)】の解説 「○○承気湯」と名の付く漢方薬のひとつ「桃核承気湯」。構成生薬とその作用を説明し、便秘を伴う症状や月経に関連した症状に使われる理由、他の駆瘀血剤である桂枝茯苓丸などとの違いについても解説します。 2020.05.12漢方薬の解説便秘に使う漢方薬婦人科の漢方薬
違い・使い分け桂枝湯の芍薬を増やすとお腹の薬になる理由 桂枝加芍薬湯は、桂枝湯の中の芍薬の量を2倍にしただけのものです。風邪に用いる桂枝湯、一方、腹痛や下痢に用いる桂枝加芍薬湯。芍薬の量が違うだけで、なぜこんなに効能が変わってくるのかという疑問にお答えします。 2019.11.08違い・使い分け
漢方薬の解説【桂枝湯(けいしとう)】の解説 桂枝湯(けいしとう)は、体力が弱い人の風邪(の初期)に使われる漢方薬ですが、それだけでなく、多くの漢方薬の基礎ともなる最も重要な処方でもあります。桂枝湯の構成生薬とそのはたらきや効果について詳しく解説します。 2019.10.09漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬
漢方薬の解説【桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)】の解説 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は駆瘀血剤の代表的処方。 血行不良の改善や血行不良による痛みの緩和にはたらき、 血の巡りが悪いことで起こる諸症状に用いられます。三大漢方婦人薬の一つですが、男女を問わず使用可。構成生薬の特徴や、副作用、注意点について。 2019.10.05漢方薬の解説痛みに使う漢方薬瘀血で使われる漢方薬婦人科の漢方薬
生薬の話桂皮(ケイヒ)と桂枝(ケイシ)の違い 桂枝と桂皮はいずれもクスノキ科の同じ植物。使用する部位が異なります。「桂枝」とは若い細枝、「桂皮」とは木の幹の皮です。植物の部位が異なれば含まれる成分にも差があります。つまり効能が異なります。桂枝・桂皮の違いや注意点。また、日本でそれらの使い分けがあいまいな理由について。 2019.09.26生薬の話
漢方薬の解説【苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)】の解説 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、動悸や、めまい、ふらつき、立ちくらみが主症状という場合にファーストチョイスとなる漢方薬。メニエールにも使われます。その効果のポイントについて。また苓桂朮甘湯が著効すると言われるふくろう型体質とは。 2019.09.24漢方薬の解説めまいに使われる漢方薬