加味逍遙散（かみしょうようさん）の説明・服薬指導の例文

加味逍遙散（かみしょうようさん）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、のぼせ・イライラ・異常な発汗・不眠・動悸・便秘などに用いられる漢方薬です。
• とくに月経や更年期にあらわれる症状によく用いられています。（月経前症候群、更年期症候群）
• （ストレスで悪化するような）皮膚の炎症や湿疹に用いられることもあります。

補足の説明

• 逍遙散（しょうようさん）に、牡丹皮ぼたんぴと山梔子さんししといった生薬を加えたものです。
• イライラ、のぼせ、ほてりがある場合、逍遙散よりも加味逍遙散の方がよく使われています。
• 男性でも適することがあります。

注意事項の説明

• 胃腸が虚弱な人は、下痢や悪心、食欲不振などが起こることがあります。
• 山梔子を含む漢方薬の長期服用（3～5年）が、腸間膜静脈硬化症の原因として関連が指摘されています。長期間継続されている場合は定期的な大腸内視鏡等の検査をおすすめします。
• 妊娠中の服用の可否については主治医にご確認ください。

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【加味逍遙散（かみしょうようさん）】の解説

女性の不定愁訴、不安、いらいらなどの精神神経症状、更年期障害などによく使われる漢方薬です。加味逍遙散（かみしょうようさん）の効果のポイントや注意点について解説します。

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