漢方薬の解説 【清肺湯】~痰が切れずに激しく咳き込んでしまうときの漢方薬~ 清肺湯(せいはいとう)の解説清肺湯せいはいとうは、慢性の咳嗽に用いる漢方薬になります。多量で粘りのある、なかなか切れない痰があり、痰が切れるまで激しく咳き込んでしまうときに使われます。激しく咳き込む状態が何度も繰り返されて、のどが痛くなって... 2022.12.17 漢方薬の解説咳に使われる漢方薬
漢方薬の解説 【桂枝加厚朴杏仁湯】~胃腸虚弱の人の、咳、ぜんそくに用いられる漢方薬~ 桂枝加厚朴杏仁湯(けいしかこうぼくきょうにんとう)桂枝湯に厚朴・杏仁を加えたものです。体力虚弱もしくは胃腸虚弱の人の、咳、ぜんそくに用いられる漢方薬です。いつもカゼ(感冒)のあとに咳が残りやすい体質の人に適しています。構成生薬 桂皮(ケイヒ... 2022.12.06 漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬咳に使われる漢方薬
中薬学(生薬の効能) 【止咳平喘薬】~杏仁・白前・前胡・百部・紫苑・款冬花・蘇子・馬兜鈴・桑白皮・葶藶子・枇杷葉・旋覆花・白果・洋金花~ 13-(3) 止咳平喘薬(しがいへんぜんやく)杏仁(きょうにん)バラ科ホンアンズなどの成熟種子(仁)※アンズの果肉の内側にある種子のように見える木質化した硬い殻(内果皮)を割ってその中にあるのが「仁」と呼ばれる種子※中薬では苦味のあるものを... 2022.03.26 中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説 【麻杏薏甘湯】の解説~筋肉痛や関節痛などに使われる漢方薬~ 麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)の解説ページです。関節痛や筋肉痛、しびれの漢方薬として知られますが特に「湿邪」が原因で起こる痛みに用いられます。生薬の構成と効果のポイント、副作用や注意点について解説します。 2020.08.07 漢方薬の解説痛みに使う漢方薬
生薬の話 「桃仁」と「杏仁」の違いと共通点について 桃仁(トウニン)と杏仁(キョウニン)の違いと共通点について。桃仁はバラ科のモモ(桃)の種子。杏仁はバラ科のアンズ(杏)の種子です。同じバラ科の種子なので共通する作用を有しますし、形や色も、同じくバラ科のアーモンドに似ています。が、漢方では違う使い方をします。また、バラ科に共通して含まれる毒性のあるアミグダリンについて。 2020.05.05 生薬の話
漢方薬の解説 【潤腸湯(じゅんちょうとう)】の解説~乾燥した腸内を潤す漢方薬~ 潤腸湯(じゅんちょうとう)の解説ページです。潤腸湯は便がとても硬いコロコロの便で、硬くて出ないといった便秘に用いられる漢方薬です。 潤腸湯に配合される生薬とその効果の特徴、使用時の注意点について解説します。 2019.09.20 漢方薬の解説便秘に使う漢方薬血虚で使われる漢方薬