柴朴湯（さいぼくとう）の説明・服薬指導の例文

柴朴湯（さいぼくとう）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、咳、ぜんそく、息苦しさ、胸苦しさ等に用いられる漢方薬です。
• 咳のほか、のどに異物感がありスッキリない、精神不安、吐き気、めまい等でも用いられます。

補足の説明

• 小柴胡湯（しょうさいことう）と、半夏厚朴湯（はんげこうぼくとう）を合わせたものです。

注意事項の説明

• 咳に用いる場合、痰がなく、乾いた咳のときは適していません。
• 気管支ぜんそくの疑いがある場合は、まず医師の診断を受けてください。
• 長期連用する場合は、間質性肺炎（動作時の息切れ・空せき・発熱など）や、偽アルドステロン症（むくみ、手足のだるさ、脱力感など）の副作用症状に注意してください。
• 小柴胡湯はインターフェロンと併用禁忌です。柴朴湯も同様に注意してください。

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【柴朴湯（さいぼくとう）】～小柴胡湯と半夏厚朴湯を合方したもの～

柴朴湯（さいぼくとう）の解説 構成生薬 柴胡（サイコ） 黄芩（オウゴン） 半夏（ハンゲ） 生姜（ショウキョウ） 大棗（タイソウ） 人参（ニンジン） 甘草（カンゾウ） 厚朴（コウボク）...

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