大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子
中等度以上

一般的な説明

  • このお薬は、便秘がちな人の、下腹部の痛みに用いられる漢方薬です。
  • 下腹部や肛門の炎症性の痛みに用いられます。

補足の説明

  • 虫垂炎、大腸憩室炎、子宮内膜炎、膀胱炎、尿道炎、痔疾などの炎症性疾患に用いられます。
  • 血の巡りよくするので、(便秘気味の)月経痛や月経不順にも用いられます。

注意事項の説明

  • 胃腸虚弱、軟便、下痢、体力の低下している人の服用には適さないので服用を控えてご相談ください。
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方は服用を控えてご相談ください。
  • 食塩の摂取量に制限がある方は主治医にご相談ください。
  • 下腹部の激しい痛みが続くときは、早めに病院を受診してください。

 

例文集トップ(目次)にもどる

 

タイトルとURLをコピーしました