桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子
中等度以下

一般的な説明

  • このお薬は、体力の低下にともなう不安や不眠などに用いられる漢方薬です。
  • 精神的な疲れによって、脳が興奮しやすくなっている状態に用いられる漢方薬です。
  • (小児)神経質になっている子どもの、夜泣き、おねしょ、チックなどに用いられます。
  • (成人)イライラ、のぼせ、めまい、不眠、性的な夢をよくみる、驚きやすい、神経過敏などに用いられます。
  • (男性)インポテンツ、精力減退、早漏、夢精、脱毛症などに用いられます。

補足の説明

  • 桂枝湯(けいしとう)に、竜骨りゅうこつ牡蛎ぼれいを加えたものです。
  • 竜骨と牡蛎に、精神不安など脳の神経的な興奮をしずめるはたらきがあり、精神症状を改善します。

注意事項の説明

  • 1 カ月くらい(子どもの場合には 1 週間くらい)服用してみて、症状がよくならない場合はご相談ください。

 

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