葛根湯加川芎辛夷（かっこんとうかせんきゅうしんい）の説明・服薬指導の例文

葛根湯加川芎辛夷（かっこんとうかせんきゅうしんい）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、鼻炎や花粉症のときの鼻づまりに用いられる漢方薬です。
• 冷えると症状が悪化する鼻閉に用いられます。
• 蓄膿症や副鼻腔炎で、頭痛をともなうときに用いられることがあります。
• 葛根湯（かっこんとう）と同様に、頭痛や肩こりで使用されることがあります。

補足の説明

• 葛根湯に川芎せんきゅうと辛夷しんいの２つの生薬を加えたものです。
• 葛根湯の温める作用がさらにつよめられています。
• 川芎には血行を改善するはたらき、辛夷には鼻の通りをよくはたらきがあります。
• 基本的な使用方法は葛根湯と同じです。

注意事項の説明

• 服用するとともに、からだを冷やさないよう気をつけてください。
• 眠気は起こりませんが、逆に眠りにくくなることがあります。
• 食欲不振、胃部不快感、不眠、動悸、発汗過多など起こるときは使用を控えてご相談ください。
• 狭心症や心筋梗塞など循環器系の疾患がある場合は、必要最小限の使用でとどめてください。
• 重症の高血圧、重度の腎障害、排尿障害、甲状腺疾患などがある場合は、医師に相談してください。

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【葛根湯加川芎辛夷】の解説～鼻水や鼻づまりのときの漢方薬～

葛根湯加川芎辛夷（かっこんとうかせんきゅうしんい）の解説ページです。葛根湯を用いるような症状と、そこに鼻の症状（鼻がつまる、鼻水が出るなど）があるときに用いられる漢方薬です。構成生薬、使用のポイント、副作用や注意点についてまとめます。

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