桔梗湯(ききょうとう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

桔梗湯(ききょうとう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子

一般的な説明

  • このお薬は、のどの炎症による痛みや痰に用いられる漢方薬です。
  • 扁桃炎などで、のどがはれて痛むときに使用します。
  • エキス剤の場合は、お湯で溶いたものを冷まして、うがいをしながら飲むのが効果的です。
  • のどをうるおすように少しずつ服用してください。

補足の説明

  • 甘い味です。
  • 頓服で使用しても構いません。
  • 体力に関わらず使用することができます。
  • 市販薬では液剤やトローチの製剤もあります。

注意事項の説明

  • 甘草かんぞうの配合量が多いので、連用する場合は偽アルドステロン症の副作用に注意が必要です。むくみ、血圧の上昇、手足のしびれ等が起こったときは使用を中止してください。
  • 他の漢方薬との併用で甘草が重複しやすいのでさらに注意してください。

 

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