猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子

一般的な説明

  • このお薬は、排尿痛、頻尿、残尿感などに用いられる漢方薬です。
  • とくに膀胱炎や尿路結石などで、血尿をともなう場合に用いられます。
  • または、猪苓湯を服用していても症状が長引いている場合に用いられることがあります。
  • 冷え、貧血、肌に潤いがない、などの人の排尿異常に用いられることがあります。

補足の説明

  • 猪苓湯ちょれいとうに、四物湯しもつとうを加えたものです。
  • 四物湯は、止血の効果、または出血によって失われた血を補う目的で、配合されています。

注意事項の説明

  • 体力にかかわらず使用できますが、胃腸が弱く下痢をしやすい人の使用は注意が必要ですので、あらかじめご相談ください。
  • 服用後に胃もたれ、悪心、消化不良、下痢などの起こることがあります。食後に服用することで改善できることがありますが、症状が続くときは服用を控えてご相談ください。
  • 尿が濃くならないよう、水分はきちんと摂っておいてください。
  • 服用していても症状が強くなってくる場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
  • 体質的にゼラチンが合わない人は、服用前にご相談ください。

 

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