整形外科領域の不調と漢方
肩こり・腰痛・関節痛・神経痛は、痛みの出方や体質によって原因が異なります。
漢方では「気・血・水」と臓腑のバランス、そして季節・天候などの影響を見極め、再発しにくい土台づくりを目指します。
症状別ページから、あなたの状態に近い解説をご覧ください。
【症状別ページ】
1.肩こり
デスクワークやストレスで繰り返す肩こりを、気滞・瘀血・痰湿など体質から見直します。急なこわばりに使われる葛根湯との違いも丁寧に解説。

肩こりの漢方薬|繰り返すつらさを根本から整える
肩こりの漢方薬「肩が重くて夕方には頭痛まで出てくる」「揉むとその場は楽なのに、翌日にはまた戻ってしまう」肩こりは多くの方が抱える身近な不調ですが、原因はひとつではありません。長時間の同一姿勢や目の酷使、冷えやストレス、自律神経の乱れなどが重...
2.腰痛
腎虚・瘀血・脾虚、そして風湿・寒湿の影響まで整理。ぎっくり腰や脊柱管狭窄症の補足、生活養生と比較表つきで理解を深められます。

腰痛の漢方薬|慢性的な痛みを体質から整える
腰痛の漢方薬「長時間座っていると腰が重だるい」「朝起きたときに腰が固まって動けない」「湿布や鎮痛薬では良くならない」──腰痛は日本人の多くが悩む症状のひとつです。整形外科的な原因(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など)が明らかになるケースもあり...
3.関節痛
腎虚・瘀血・気血両虚+痺証の視点
風・寒・湿・熱の痺証もふまえ、巡りと潤いを回復。代表処方も例として提示します。

関節痛の漢方薬|痺証(風・寒・湿・熱)と体質別改善
関節痛の漢方薬「膝が痛くて階段がつらい」「天気が悪いと関節が重だるくなる」年齢のせいだから仕方ない、と諦めていませんか。関節痛は加齢や体重、外傷などの要因だけでなく、体質や気候の影響が複雑に関わる症状です。西洋医学では変形性関節症や慢性関節...
4.神経痛
坐骨・肋間・三叉の痛みを体質から
瘀血・腎虚・気血両虚に、風寒湿熱の痺証が重なる見立て。部位別の背景(肝胆・脾胃・肝陽上亢など)もわかりやすく解説します。

神経痛の漢方薬|血流と巡りを整えて、しびれ・痛みをやわらげる
神経痛の漢方薬「ピリピリと刺すような痛みが続く」「冷えるとしびれが強くなる」「薬を飲んでもすっきり治らない」──神経痛は生活の質を大きく下げるつらい症状です。坐骨神経痛や肋間神経痛、帯状疱疹後の神経痛など、原因や部位はさまざまですが、いずれ...