中薬学(生薬の効能)【潤下薬】~麻子仁・郁李仁・蜂蜜~ 潤下薬の中薬的な解説。腸が乾燥して大便が硬くコロコロ状のときに用いることができる薬。油分を多く含む植物の果実や種子が生薬としてよく用いられます。排便をスムーズにするはたらきで、便秘薬の中では作用は緩和なものですが、下痢しやすい人は注意が必要です。 2021.09.20中薬学(生薬の効能)
漢方薬の解説【麻子仁丸の解説】~コロコロ便に用いられる漢方薬~ 麻子仁丸は、下剤の作用にプラス、腸内の乾燥を潤すことで、便通を改善させる効果をもつ漢方薬です。高齢者や胃腸虚弱な方の、弛緩性便秘、常習便秘に用いられます。センノシド製剤で効果がないときにも処方されることがあります。麻子仁丸に配合される生薬と、その効果、注意点について解説します。 2020.05.10漢方薬の解説