小柴胡湯(しょうさいことう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

小柴胡湯(しょうさいことう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子
中等度

一般的な説明

  • このお薬は、カゼをこじらせたときの微熱や食欲不振、または、炎症性の疾患に広く用いられる漢方薬です。
  • 脇やみぞおちのあたりが痛む、口が苦い、吐き気、食欲不振などがあるときに用いられることがあります。

補足の説明

  • 免疫機能をととのえたり、炎症を抑えたりするはたらきがあります。
  • 消化器系や呼吸器、皮膚疾患、アレルギー疾患など幅広く用いられます。
  • 症状に応じて他の漢方薬と併用されることもよくあります。

注意事項の説明

  • 次の方は使用できませんので医師にご相談ください。インターフェロン製剤で治療中の方。肝硬変、肝がんのある方。慢性肝炎の肝機能障害で血小板が少ない方。
  • 起こることはまれですが、間質性肺炎に注意が必要とされています。発熱・咳嗽・息切れ・呼吸困難などがあらわれたときは服用を中止してご連絡ください。

 

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