桃核承気湯（とうかくじょうきとう）という漢方薬です。
| 体力の目安 | 甘草 | 麻黄 | 大黄 | 附子 |
| 中等度以上 | ○ | ― | ○ | ― |
一般的な説明
- このお薬は、冷えのぼせをともなう、下腹部の痛みや便秘などに用いられる漢方薬です。
- 便秘しがちな人の、月経不順、月経痛などにも用いられます。
- イライラ、精神不安、興奮、不眠などがあるときにも用いることができます。
- 腰痛や、高血圧の随伴症状（頭痛、めまい、肩こり）に用いられることがあります。
補足の説明
- のぼせと便秘がある人に広く用いられます。
- 女性では月経と関連して起こる症状によく用いられています。
- 血のめぐりをよくして、のぼせやイライラなどを改善します。
- 血のめぐりがわるいために起こっている、幅広い痛み（月経痛、腰痛、肩こり、打撲など）に使用することができます。
注意事項の説明
- 服用後、下痢や腹痛が起こることがあります。症状がはげしい場合はすぐに服用を中止して、医師や薬剤師にご相談ください。
- すでにほかの便秘薬・下剤を使用している場合は、あらかじめお伝えください。
- 妊娠、または妊娠の可能性があるときは使用を控えてご相談ください。
- 治療で食塩（ナトリウム）の摂取量に制限がある方は主治医にご相談ください。
