薏苡仁湯（よくいにんとう）の説明・服薬指導の例文

薏苡仁湯（よくいにんとう）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、やや慢性化している（関節痛や筋肉痛などの）痛みに用いられる漢方薬です。
• 肩こりや関節リウマチなどに用いられることあります。

補足の説明

• 関節や筋肉の痛みや腫れ（浮腫）を改善します。
• 薏苡仁よくいにんが含まれてはいますが、イボなどに用いられる「ヨクイニンエキス」とは全く異なる漢方薬です。代用にはなりませんので気をつけてください。

注意事項の説明

• 熱感が強い、炎症が強いものには適さないおそれがありますので、医師や薬剤師にご相談ください。
• 消化器症状の副作用として、食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢などが起こることがあります。
• 服用後に食欲不振、胃部不快感、動悸、頻脈、不眠、尿が出にくい、脱力感など起こるときは使用を中止してご相談ください。
• 狭心症や心筋梗塞など循環器系の疾患がある場合は、必要最小限の使用でとどめてください。
• 重症の高血圧、重度の腎障害、排尿障害、甲状腺疾患などがある場合は、医師に相談してください。

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【薏苡仁湯】～関節や筋肉のやや慢性化した痛みに用いる漢方薬～

薏苡仁湯（よくいにんとう）の解説ページです。やや慢性化した、しびれや関節の痛みに用いる漢方薬です。イボなどの皮膚の症状に使われる「ヨクイニン（はとむぎ）」などとは異なる漢方方剤です。効能効果のポイント、副作用や注意点について解説します。

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