当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子
虚弱

一般的な説明

  • このお薬は、血色がすぐれず疲れやすい人の、下腹部痛や月経痛などに用いられる漢方薬です。
  • 出産後や月経後の腹痛に用いられることがあります。
  • 貧血ぎみで冷え症、疲労しやすい人(または子ども)の、体質改善で使用されることがあります。

補足の説明

  • 小建中湯(しょうけんちゅうとう)に、当帰とうきを加えたものです。
  • お腹をあたため、冷えにより悪化する腹痛をやわらげます。
  • 腰痛、痔や脱肛の痛みの軽減に用いられることがあります。

注意事項の説明

  • 著しく胃腸虚弱な人は、服用後に胃もたれ、胃部不快感などの起こることがあります。食後に服用することで改善できることがありますが、症状が続く場合は服用を控えてご相談ください。
  • 下腹部痛で用いる場合は1週間くらい、体質改善で用いる場合は1か月くらい、服用しても症状の良くならないときは医師または薬剤師にご相談ください。

 

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