清心蓮子飲（せいしんれんしいん）の説明・服薬指導の例文

清心蓮子飲（せいしんれんしいん）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、排尿時の残尿感や不快感、排尿痛などをやわらげる漢方薬です。
• イライラしたり、精神不安、不眠、多夢などがある、神経質なタイプの人に用いられることがあります。

補足の説明

• 冷えがある人、胃腸がよわい人、倦怠感がある人などの、繰り返す膀胱炎や頻尿で用いることができます。
• 尿検査をしても異常がない膀胱系の不定愁訴で用いられることがあります。
• 女性で、米のとぎ汁様の白濁した帯下（おりもの）で使用されることがあります。

注意事項の説明

• 比較的飲みやすい味ですが、温服が難しい場合は、水で服用してもかまいません。
• 排尿時の痛みがつよい場合は医師や薬剤師にご相談ください。
• 過度な飲酒は控えてください。

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【清心蓮子飲】の解説～排尿に関する不定愁訴に使われる漢方薬～

清心蓮子飲（せいしんれんしいん）は頻尿・残尿感・排尿痛などの排尿トラブルに用いられる虚証向きの漢方薬。方剤の名前は「心」の熱を「清」する作用をもった漢方薬であることを表しています。これがなぜ泌尿器系の症状に使えるのか、蓮子の作用とともに解説します。

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