温経湯（うんけいとう）の説明・服薬指導の例文

温経湯（うんけいとう）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、下半身（または下腹部）の冷えがある人の、月経不順、更年期障害、貧血、不正出血、不妊症などに用いられる漢方薬です。
• 下半身は冷える一方で、上半身には熱感を感じる人によく用いられます。
• 冷えて血行がわるく、唇が乾燥する、手足がほてる、しもやけになりやすい、手が荒れる（手湿疹）などがある人にも用いられます。

補足の説明

• 漢方薬の名前に「温」と入っているように、身体を温める生薬がたくさん含まれています。
• 苦味があって飲みづらいかもしれませんが、なるべく温かくして服用するのが望ましいです。

注意事項の説明

• 身体が冷えている人向きの漢方薬で、冷えがないときの服用には適していません。
• 普段から、下半身を冷やさないように注意しておいてください。

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【温経湯】の解説～経絡をあたためるという漢方薬の効能とは～

温経湯（うんけいとう）は、月経と関わりのある経絡を温め、気（き）と血（けつ）を十分に巡らせます。月経不順、不正出血、不妊症などに用いられ、また手のほてりや湿疹、皮膚炎にも応用されます。温経湯の作用の特徴や適する症状、注意点について解説します。

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