当帰湯(とうきとう)という漢方薬です。
体力の目安 | 甘草 | 麻黄 | 大黄 | 附子 |
中等度以下 | ○ | ― | ― | ― |
一般的な説明
- このお薬は、冷えによる腹部、背部、胸部の痛みに用いられる漢方薬です。
- お腹が冷えて、膨満感があり、痛みもある場合に用いられます。
- 肋間神経痛や心臓神経痛、月経痛などで用いられることがあります。
補足の説明
- 辛味のある生薬が配合されているので、服用後にも口の中にピりピりとした辛味が残ることがあります。水などですすいでください。
注意事項の説明
- 普段から腹部を冷やさないように気をつけてください。
- 狭心症の方に処方されることがありますが、発作を鎮める薬ではありません。
- 服用後に胃もたれ、胃部不快感などの起こることがあります。食後に服用することで改善できることがありますが、症状が続く場合は服用を控えてご相談ください。