八味地黄丸(はちみじおうがん)の説明・服薬指導の例文

漢方薬別の服薬指導例文集

八味地黄丸(はちみじおうがん)という漢方薬です。

体力の目安甘草麻黄大黄附子
中等度以下

一般的な説明

  • このお薬は、加齢や体力の衰えにともなう腰痛や、夜間頻尿などに用いられる漢方薬です。
  • その他、加齢にともなう、耳鳴り、目のかすみ、めまい、便秘、皮膚の痒みなどに用いられることがあります。

補足の説明

  • 高齢者じゃなくても、手足が冷えやすく、足腰がだるく重い、精力減退など下半身の弱りなどがある場合は利用できます。
  • 即効性はありません。
  • 酸味のある生薬が含まれています。

注意事項の説明

  • 体力が充実してして、暑がり、のぼせ、赤ら顔の人には適していません。
  • 服用後、胃もたれ、消化不良、下痢などが起こることがあります。食後に服用することで軽減できることがありますが、症状が続くときは服用を控えてご相談ください。
  • 1か月くらい服用しても症状がよくならない場合は医師または薬剤師にご相談ください。
  • 服用後、動悸、不整脈、のぼせ、口や舌のしびれが現れたときは使用を中止して医師にご相談ください。

 

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