安中散（あんちゅうさん）の説明・服薬指導の例文

安中散（あんちゅうさん）という漢方薬です。

一般的な説明

• このお薬は、冷えが原因で起こるお腹の痛みに用いられる漢方薬です。
• お腹の痛みの原因としてストレスがあるときにも用いられます。
• 冷え症の人、または胃腸が弱く、普段からお腹が痛かったり胸やけを起こしやすい人に用いられます。

補足の説明

• 安中散の「中」とはお腹のことで、お腹の痛みを安らかにするという名前の漢方薬です。
• お腹を温める生薬、痛みを和らげる生薬、胃酸を中和する生薬などが配合されています。
• 胃が温まることで胃のはたらきが良くなり、胃痛のほかに、胃もたれや吐き気、ゲップ、胸やけなどの症状が緩和されます。

注意事項の説明

• お腹を冷やさないように注意してください。
• 冷たい飲食は避けましょう。
• 食べすぎによる胃もたれ、二日酔いによる吐き気などには適していません。
• 腹部の炎症を抑える薬ではありません。
• 急性の胃炎、胃潰瘍いかいよう、逆流性食道炎など、炎症が疑われる症状のときは病院を受診してください。

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【安中散】の解説～ストレスやお腹の冷えによる胃痛や腹痛時の漢方薬～

安中散（あんちゅうさん）は、中（お腹）を安（案）ずる、お腹の痛みを安らかにするという意味の漢方薬。冷えによる腹痛（または生理痛）やストレス性の胃痛に用いられています。構成生薬とその効果の特徴、適応症、注意点などを詳しく解説します。

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