陰虚

漢方薬の解説

【滋陰降火湯】~切れにくい痰、咳、口腔乾燥に用いられる漢方薬~

滋陰降火湯(じいんこうかとう)の解説 滋陰降火湯じいんこうかとうは、身体に潤いを与える(⇒滋陰)、それによって、上昇する熱症状を抑える(⇒降火)という漢方薬です。 うるおい不足による、切れにくい痰、咳、口腔乾燥などに用いられています。 ...
中薬学(生薬の効能)

【補陰薬】~沙参・麦門冬・天門冬・石斛・黄精・玉竹・百合・枸杞子・女貞子~

17-(4) 補陰薬(ほいんやく) 補陰薬とは、陰液を養い(滋養し)、津液を生じ、燥を潤す効能がある生薬のことで、主に陰虚証に用いられます。 陰虚証は、熱病の後期(→熱によって津液が消耗)に生じるものが多く、または慢性的な疾患(→精...
中薬学(生薬の効能)

補虚薬(ほきょやく)の概念

17.補虚薬 補虚薬とは、虚(=足りていないもの、弱いもの)を補う薬で、 正気を補う、体質を改善させる、病気に対する抵抗力を増強させるといった、虚弱状態の改善のため、いわゆる虚証に用いられる生薬のグループです。 補虚薬はまた状...
漢方薬の解説

【三物黄芩湯】の解説~手足のほてりを潤して冷ます漢方薬~

三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)の解説ページです。手足の不快な火照り、手足がほてって眠れないなどの症状によく用いられる漢方薬です。その他、イライラ、湿疹、痒みなどに。もともとは産後に使用されていた薬。三物黄芩湯の効果や注意点について解説します。
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