臓腑の話東洋医学における「肺」のはたらき【宣発と粛降】 東洋医学的な「肺」のはたらきについては「宣発」と「粛降」を知ることがもっとも基本です。宣発(せんぱつ)とは上へまたは外へ動かす作用、粛降(しゅくこう)とは下へまたは内へ動かす作用のことです。宣発と粛降がうまくバランスがとれている、というのが正常な状態です。 2020.09.01臓腑の話
漢方薬の解説【麻杏甘石湯】の解説~咳がひどいときの漢方薬~ 麻杏甘石湯は、ひどい咳に対して使われる漢方薬です。構成生薬は麻黄湯に似ていますが、桂枝の代わりに石膏が配合される点で使用するポイントが大きく異なります。麻杏甘石湯の作用の特徴や咳止めとして使うときの注意点について解説します。 2020.04.30漢方薬の解説かぜ(感冒)に使う漢方薬咳に使われる漢方薬